苦みが取り除かれて、麦芽の甘みがダイレクトに入ってくる
みかんのようにフルーティーな香りの軽やかさが心地よい
ライトボディなのに存在感を感じるビール
ここで買いました
2019年4月下旬からセブンイレブンやイトーヨーカドーなどのセブングループ限定販売されているビール。
セブンイレブンでメルペイのキャンペーンを実施していたので、アプリをダウンロードしてオトクに購入!
…のはずが、私のiPhone6ではiD決済ができなかったため、結局普通に買ってしまった。
もう5年も使っているから、そろそろ変更する時なのかな…
キリン 一番搾り 清澄み 350ml 6缶パック(税込:1,185円)
キリンビール キリン一番搾り 清澄み(きよすみ)
- ブルワリー:キリンビール
- 原産国:日本
- ビアスタイル:ピルスナー
- アルコール:5.0%
- ホップ:モトゥエカ
こんなビールです
キリンビールとセブン&アイが共同開発した一番搾り。
2018年にはキリン一番搾り 匠の冴を共同開発・セブングループ限定販売していました。
今回のキリン一番搾り 清澄みのコンセプトは、軽やかさが心地良い「一番搾り」。
プレスリリースによると、
「キリン一番搾り 清澄み(きよすみ)」は、キリンビール独自の“一番搾り製法”に加え、“氷点下貯蔵”することにより実現した澄んだ滑らかさと、希少なニュージーランド産ザーツホップ「モーテカ」を一部使用することで実現した爽やかな香りが調和した、清く澄んだ味わいが特長です。
氷点下貯蔵というと、サッポロビール 北海道生ビール〈2019〉の氷点下熟成を思い浮かべます。
なんか、流行ってますね。
おそらくこちらも、イーストを入れる前の麦汁を冷却して、固体化した成分をろ過したものなのでしょう。
麦汁の冷却自体、マイクロブルワリーだと手間のかかる工程なのに、大型設備を持っている会社だと氷点下への冷却も比較的取り組みやすいのかもしれません。
さて、もう一つの特徴はホップのモーテカ。
発音は人それぞれですが、モトゥエカ(Motueka)のことです。
レモンのように爽やかな酸味を彷彿させるホップです。
それにしても、この清澄みって商品名、東京都内の地下鉄の駅名としか思えない笑
「せいちょう」と読ませたり、他に代替案が無かったのかな。
いざ乾杯!
開栓早々、ホップによるフルーティな香りが軽やかに感じられます。
通常の一番搾りとは明らかに違うので、これは期待が持てそう。
口に含むと、想像以上にジューシーで、麦芽の甘みがにじみ出ています。
一番搾りを飲んだ時に感じるビール全体を覆っていたような苦みがなく、タイトル通り、澄みきった麦の甘さが前面に現れている印象です。
言い換えるとクセがなく、全体的にライトにおさまっています。
ホップの香りの影響もあって、みかんのように感じます。
鼻から抜ける麦芽の香りも、どことなく濃いめに感じられます。
気持ちいい!
飲み終わった後の苦みもあまりなく、甘みが口の中に余韻を残します。
香りの強さ | |
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苦味の強さ | |
酸味の強さ | |
甘みの強さ | |
のどごしの良さ |
キリン 一番搾り 清澄み 350ml 6缶パック(税込:1,185円)
感想
商品名から想像して、淡白なビールなのかと思っていましたが、通常の一番搾りよりも存在感があります。
一番搾りならではの飲みやすさをそのまま残しつつ、苦いビールが嫌いな人でも飲みやすい味に仕上がっています。
イメージ的にはキリン一番搾り超芳醇2019に近い感じです。
あくまでもマイナーチェンジなので画期的な個性があるわけではありませんが、キリンビールさんらしいホップ使いの巧みさを感じるビールです。