- 口の中に広がる柑橘の香り
- インドの青鬼クラスの強烈な苦み
- ニガニガ好きにオススメ
ここで頂きました
イオンで購入しました。
イオン系列のお店はオリオンビールさんの品揃えが良く、オリオン ザ・ドラフトも常時並んでいます。
オリオンビール 75ビールIPA
- ブルワリー:オリオンビール
- 原産国:日本 沖縄県
- ビアスタイル:IPA
- アルコール:5.5%
- ホップ:アメリカ産シトラ、モザイクなど5種類
- 副原料:沖縄県名護産シークヮーサー
こんなビールです
オリオンビールさんのプレミアムビールブランドの75ビール
沖縄県やオリオンビールの工場のある名護市の名産品を取り入れるだけでなく、ホップにもこだわりを持った本格的なビールです。
一時期はイオン系列の店舗で販売されていましたが、最近では沖縄物産展でしか見かけなくなりました。
しかも、季節ごとに限定商品なども販売していたため、75ビールを身近に飲めたらいいなぁと思っていました。
そんな中、限定醸造だった75ビールIPAが通年商品として帰ってきました!
公式ニュースリリースによると、
オリオンビール株式会社(本社:沖縄県豊見城市、代表取締役社長 早瀬京鋳)は、2021年4月6日(火)より、プレミアムクラフトビール「75BEER」をリニューアルします。合わせて、「75BEER」の限定品として発売しておりました「75BEER IPA(アイピーエー)」を通年発売します。
2019年12月より発売の「75BEER」は、今回新たに沖縄県産大麦を原料に使用し、沖縄クラフトとしてのイメージの強化を図ります。缶体には大麦イラストを新たに採用し、県産素材マークを追記しました。
「75BEER IPA」は、7月21日(火)より沖縄県全域で発売をした限定商品です。クラフトビールの種類として人気の「IPA」に沖縄素材を活用し、名護産シークヮーサーと5種類のホップによる華やかな香り、心地よい苦みが特長です。数量限定発売でしたが、みなさまからのご好評の声にお応えし、4月より通年発売となりました。 「75BEER」「75BEER IPA」共に、今回より新たに500ml缶を発売します。
リニューアルを行い、IPAを通年販売としたり、さらに500ml缶の発売を行うなど、本腰を入れて売り出していることが伝わってきます。
おかげで沖縄県外にいながら75ビールIPAを手に入れることができました。
ちなみにこのビールは通常の6倍のホップを使用しているとのこと。
ホップを連想させるために緑色のパッケージなのかな笑
75ビールもホップがしっかりと感じられたので、こちらにもさらに期待が高まります。
いざ乾杯!
鼻を近づけるとライムのような香りがほのかに感じられます。
アメリカンIPAのような強烈なホップの香りはなく、IPAにしては比較的穏やかです。
それでは乾杯しましょう!!
まるで重力を受けているかのように口の中にビールが染み入っていきます。
その染み込んだ先からは突き上げるような強い苦みが湧いてきます。
飲み進めるとライムやグレープフルーツの香りが口の中に広がり、柑橘フルーツの甘みを感じます。
とはいえ、このビールは基本的にかなり苦いです。
グレープフルーツの渋皮の苦みがビシビシと現れ、しばらくしてからも舌の上に長く残ります。
苦みだけでいったらインドの青鬼に通じるくらいです。
だんだんと柑橘感とともに苦みが押し寄せるニガウマなビールです。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
感想
大手ビール会社のIPAは、そうは言っても万人受けしないと売れないからなのか、苦みがマイルドに抑えられているケースが多いかと思います。
75ビールIPAにはそんな生易しさがなく、ホップがビシッと効いたIPAを作ってやろうという強い意気込みを感じます。
中途半端なIPAじゃないので本当に飲みごたえがあります。
モルト感が抑えめで、その分、シークァーサー由来と思われるフルーツの酸味や甘みが感じられるのも面白いです。
ニガニガ好きにはたまらないではず!ただし、苦いビールが苦手な人は驚くかもしれません
今年の夏は海辺でこのビールを決めたいですね。