ユタローです、乾杯してますか?
- 濃密な味わい
- キリンラガーらしいエッジの効いた苦み
- 複雑な味わいやコクをゆっくり楽しもう
ここで買いました
スーパーで購入しました。
比較的に入手しやすいのではないでしょうか。
(2024/12/07 10:49:06時点 楽天市場調べ-詳細)
キリン秋味(2023)
こんなビールです
秋のビールといえばキリン秋味
1991年に誕生して平成を駆け抜け、ついに33年目を迎えました。
パッケージは2022年を踏襲したデザインです。
ここのところ同じようなデザインが続いていますが、これによって安定感が生み出されているように感じます。
ホームページによると
・麦芽をたっぷり約1.3本分(当社キリンラガービール比)使用し、アルコール度数6%による飲みごたえのある味わいを実現しました。
・原材料配合や製造工程の最適化により、麦芽をたっぷり使用した飲みごたえがありながらも、すっきりした後口に仕上げました。
原材料、醸造方法に大きな変更はないようです
2023年は販売予定数を公表していないので生産状況はわかりませんが、豊潤496などの商品の多角化などの影響で出荷本数は年々減少傾向にあります。
キリン秋味は、他の秋限定ビールと違って焙煎麦芽を使用していません。
だから、液の色はキリンラガーを少し暗めにしたような黄色をしています。
焦がした香りやほろ苦さもありません。
それでも無条件に秋を感じさせてくれるので、キング・オブ・秋ビールと言ってもおかしくないですね。
いざ乾杯!
グラスには少し暗めの黄色のビールが姿を現します。
鼻を近づけるとパンのようなこうばしさを含んだ麦芽の香りが感じられます。
それでは乾杯しましょう!!
口に含むと甘みが広がり、追いかけるようにほろ苦さが現れます。
香りは飲む前に比べて色濃く感じられます。
ボディはミディアムですが、味わい自体は濃密で口の中で回すたびに麦芽の風味が深まります。
また、一番搾り特有のホップのフルーティな香りもほのかに感じられます。
そして、秋味の醍醐味はやはり飲んだ後に現れます。
キリンラガーらしい深い切れ目のエッジの効いた苦みが刺さります。
この苦みと麦芽の甘みが一体となることでカラメルのような味わいが顔を出し、心地よい余韻を生み出します。
濃厚で奥行きのある味わいなので、何度もビールを口に運んでしまいます。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
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感想
濃密な麦芽由来の甘みが前面に出ていながらも、切れ味のある苦みがアクセントになり飲みやすいビールに仕上がっています。
複雑で奥行きのある味わいなので、口で回すたびに様々な表情を感じさせてくれます。
秋の味覚と合わせても秋味らしい個性を失わずに楽しむことができますが、これ1本をゆっくり味わってみるのも良いかもしれません。
キリンラガーの持ち前の切れ味、一番搾りのフルーティなホップの香りなどキリンビールさんらしさがしっかり出ているのもおもしろいですね。
これを飲まずして秋が迎えられない、そんな1本です。