ユタローです、乾杯してますか?
ここで買いました
UNITED NATURE イオンモール川口店で購入しました。
フェアステイト ビッグドインクス(Fair State/Big Doinks)
こんなビールです
青々とした葉っぱが全面にデザインされ、アートなパッケージが目を引きます。
これを見て中にビールが入っていると誰が思うでしょうか。
しかも、ビアスタイルはエクストラダンクIPA。
よくわからないですけど、ホップをゴリゴリ効かせたアメリカンIPAの中でもさらにホップをマシマシしているんだろうなぁと想像がつきます。
ナガノトレーディングさんのホームページによると、
Hazy IPAが世界中で大流行となった今、その存在が忘れられかけている不遇なホップ、Columbusに再度スポットライトを当てたIPA。
クラフトビールの創世記においてColumbusは非常に重要かつメジャーなホップでした。
ビールに苦みを付与するビタリング段階での使用に適しているだけでなく、その濃密なマリファナやオレンジのような素晴らしいアロマは多くのブリュワーや飲み手を夢中にさせました。
しかし、その後Citraをはじめとする新しい品種が数多く開発され、徐々にColumbusは時代遅れのホップとして扱われ始めます。
使用頻度が下がると当然倉庫で保管される時間も長くなり、その間にその素晴らしいアロマが劣化してしまい、玉ねぎやニンニクを思わせる不快なアロマを発するようになるという悪循環に陥りました。
Big DoinksではColumbusの本来の素晴らしいアロマや味わいを引き出すことに注力しています。
マリファナのようなダンク感、トロピカルフルーツやもみの木のようなアロマ、そして清々しいしっかりとした苦みをたっぷりと楽しんでください!
ここ数年、アメリカでは様々な種類のIPAスタイルや、独特の香りや風味でそれらスタイルをかたどるホップが誕生しています。
そういう状況だからこそ、古参のコロンバスホップの魅力を最大限に引き出したビールを作ろうということなのではないでしょうか。
ところで、ビールの紹介などでダンクという表現をよく目にする方も多いのではないでしょうか。
ダンク(dank)とは、いわゆるマリファナのことを指す言葉です。
さすがに日本でマリファナのにおいを知っている人は少ないと思うので、アメリカンIPAでよく感じられるホップ由来の青々しい草の香りに置き換えて考えると想像がつくかと思います。
なんやかんやで、みんなこの香りに出会いたくてIPAを飲んでますよね。
つまりそんな人のためのビールなんです。
いざ乾杯!
少し濁っているようにも見えますが、液の色は明るめの黄色。
心なしか緑っぽくも感じます。
香りはきつくなく、ほのかに柑橘類の香りが漂う程度です。
それでは乾杯しましょう!!
口に入れた途端、ビールがガツンと重くのしかかってきます。
舌にはグレープフルーツの渋皮の苦みが広がっていきます。
でも、重たいのにつくりがシンプルなためか、くどさを感じずにスルスル飲めます。
口の中でビールを回すと、ボタニカルで濃厚なダンク香が鼻を通り抜けていきます。
また、飲むにつれて草っぽい香りや苦みが口の中で強まっていきます。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |