- あふれる柑橘系ホップの香り
- 苦みと甘みのしっかり味わい
- 辛さでピリッと締まる爽やかな飲み心地
ここで買いました
ガツんとIPAと同じくウェルシア薬局で購入。
たまたまかも知れませんが、このジューシーIPAだけを販売している酒屋さんも見かけます。
(2024/12/07 11:22:59時点 楽天市場調べ-詳細)
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J-CRAFT(DHCビール) HOPPING ジューシーIPA
- ブルワリー:三菱食品(DHCビール)
- 原産国:日本 静岡県
- ビアスタイル:ウェストコーストIPA(ジューシーIPA)
- アルコール:6.0%
- ホップ:モザイク、ギャラクシー
こんなビールです
引き続きJ-CRAFTのHOPPINGシリーズ。
ところで、このビールを醸造しているのは静岡県にあるDHCビールさん
親会社は、「やっぱりDHCだね」の化粧品会社です。
もともと御殿場高原ビールさんの工場としていて稼働していた森のビール工場を2015年に譲り受け、ビールを醸造・販売するようになりました
DHCビールさんの広く流通しているビールはピルスナーやベルジャンホワイトなど、御殿場高原ビールさん譲りのヨーロッパの伝統的なビアスタイルが中心です。
そのため、IPAとかアメリカンスタイルというと今ひとつピンと来ないのではないでしょうか。
しかし、リパブリューさんの69IPAや新橋SLビールなどの委託醸造を請け負っていて、実は流行りのIPAスタイルを醸造していたりします。
そう考えるとホップ使いがキモのIPAスタイルにも長けていてもおかしくはありません。
公式ホームページをみると
EAST COAST IPAとあるように、肌寒い地域が多い
アメリカ東海岸ニューイングランド地方※から出現した人気のスタイル。
モルトとホップの甘みがしっかリ感じられる。小麦とオーツ麦を使い、やわらかく飲み易い味。
ホップは主にモザイクとギャクシーを使用。ジューシーなホップ感を表現。
トロピカルフルーツのような香りで、飲み続けられる味わい。
※ニューイングランド地方(アメリカ合衆国北東部の6州(北から南へメイン州、ニューハンプシャー州、バーモント州、マサチューセッツ州、ロードアイランド州、コネチカット州)有名な都市はボストン。北緯41°くらい。(日本では青森県)
このビールは西海岸、その中でもニューイングランド発祥のニューイングランドIPA(NE IPA)をモチーフにしているようです。
NE IPAとそこから派生したヘイジーIPA、ジューシーIPAは、まさにこの1、2年で人気が急上昇しているビアスタイル。
国内ブルワリーではうちゅうブルーイングさんが得意としていて、多くのファンを魅了しています。
とはいえ、このヘイジー系はビールの風味が劣化しやすく、なかなか流通に乗りにくいために国内ブルワリーでも瓶・缶で販売するケースはほとんど見られませんでした。
そんな状況の中での商品化だったので、このチャレンジを評価しないわけにはいきません。
早速飲んでみましょうか。
いざ乾杯!
ヘイジー系のIPAらしいパイナップルのような果実感あふれる香りが広がります。
そこに乳糖の甘い香りが絡んできます。
それっぽい雰囲気がしっかり出ていますね。
それでは乾杯しましょう!!
口に含んだ途端、舌の上に苦みがジワジワと押し寄せてきます。
同時にパッションフルーツのような甘味が口の中に広がり何ともにぎやかな印象。
そう感じたのも束の間、一転してスーッと消え入るように口の中に染みこんでいきます。
徐々に青っぽさの強い苦みが走っていく。
最後にしっかりとした甘みと苦みが口の中に残りますが、余韻はそこまで持続せずにすっきりしています。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
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感想
見かけも香りもかなりヘイジー。
実際に飲んでみて、他のヘイジー系と比べると全体的な甘さは控えめ、苦み強め、ライトボディで終始スッキリしているように感じました。
このスタイルは原材料がかかるため販売価格が他のビールと比べると高額になりがちになります。
そこをひっくるめて考えると、300円でここまで再現しているのはすごいことなんじゃないでしょうか。
特にあの中毒性の高い芳しい香りを気軽に嗅げるのはうれしいですね。
もしこのビールを飲んでヘイジー系に興味を持ったなら、ホップ増し増しのうちゅうブルーイングさんのビールをオススメするのでぜひ飲んでみてください。