- 焙煎の香りとほろ苦さ
- 金麦らしい軽やかなボディ
- 昼からコーヒー感覚で飲みたいビール



ここで買いました
スーパーで購入。
350mlと500mlの2種類が販売されています。
サントリー 金麦〈深煎りのコク〉


- ブルワリー:サントリー
- 原産国:日本
- ビアスタイル:セッションIPA
- アルコール:6.0%

こんなビールです
茶色のパッケージが目を引く金麦の新作。
濃色の金麦だと琥珀の秋が思い浮かびますが、よくよく考えてみると金麦で焙煎の特徴を活かした商品はこれが初めてかもしれません。
そういう意味でもビールの色がどんな色なのか、飲む前から期待が高まります。
さて、このパッケージ、なかなか異色を放っていますね。
「深煎りのコク」という商品名なので麦芽がモチーフ?いや深煎りだからコーヒー?
…よく見るとデザインされているのは木目。
なんとも紛らわしい。というか、なんで木なの?
さて、プレスリリースをチェックしてみましょう。
金麦」こだわりの素材である「贅沢麦芽」※と、焙煎麦芽を一部使用することで、“芳醇な香り・深いコク”と、「金麦」ブランドらしい“食事に合う飲みやすさ”を両立させ、ゆったりと楽しめるまろやかな口当たりを実現しました。
おなじみの「贅沢麦芽」に焙煎麦芽を一部加えて醸造しているようです。
すっきりな味わいがウリの金麦。
焙煎の香りや焦げ感がどこで現れるのか注目しながら飲んでみたいと思います。
いざ乾杯!
グラスに注ぐと茶色いビールが現れます。
サントリー 金麦〈琥珀の秋〉と比べるとかなり深い色味が出ています。

香りは通常の金麦と大差はなく、焙煎麦芽由来の焦げ感もそれほど強く感じません。
それでは乾杯しましょう!!
口に含むと、コーヒー豆をローストしたような焦げ感と甘みが広がります。
それでいて、金麦らしいすっきりした味わいが保たれています。
そのためなのか、スタウトに良くあるような酸味もほとんど感じません。
喉を通しすたびに感じられるほろ苦さとクリーミーさ。
焙煎麦芽の主張は感じられるものの強過ぎないので次々と飲みたくなります。
おもしろいのは新ジャンルによくあるリキュールっぽさ。
これが焙煎感と重なり合うことで心地よいコクを作り出してくれます。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
感想
僕は昼からコーヒー感覚で飲めるビールを探し求めていましたが、このビールはかなり理想に近い!
程よいロースト感と甘み、飲んだ後のアクセントになるほろ苦さ。
そこに金麦らしいすっきりとした後味とサントリーの天然水ならではの軽やかな口当たりがうまく活かされています。
また、大手のラガーだけあって味のブレが無く、どのタイミングで飲んでもこの味わいが楽しめるのはとてもうれしいですね。
アルコールは6.0%ですが、ノンアルなのかと思うくらい軽く、体への負担もほとんど感じません。
酸味もほとんど感じないので、いわゆる「黒ビール」が苦手な方でも難なく飲めます。



