- 2021年の干支にちなんだ限定ビール
- ビシビシ苦い
- セッションIPAだから軽やかに飲める




ここで買いました
やまやで購入。
缶(350ml)と瓶(330ml)の2種類が販売されています。
グラスに注いでビールの香りや味わいを楽しみたい場合は瓶をオススメします
黄桜 LUCKY COW(ラッキーカウ)



- ブルワリー:黄桜
- 原産国:日本
- ビアスタイル:セッションIPA
- アルコール:5.0%

こんなビールです
黄桜さんのラッキーシリーズの干支バージョン。
2021年の干支である牛がモチーフになっています。
2020年はネズミくんでした。

今回も旨みセッションIPAという、独自の製法にこだわって醸造しています。
特有の「シトラス香」を持つ米国産シトラホップを贅沢に使用し、シャープな苦味、柑橘系のフルーティな香りが特徴。色味は鮮やかなゴールド。日本酒に用いる米を一部使用することでホップ感をより強調し、アルコール度数5%の味わいやすいビールです。
原材料も含めて、なんとなくラッキーマウスと同じようにも感じます。
つまるところ、このラッキーシリーズの中身は毎年同じビールなのです。
ある意味で限定ビールとして人気が安定している証拠なのかもしれませんね。
でもね、やっぱりこのビールのポイントは干支のイラストなんです。
この牛くんを見てください

このビールを買う理由は「ラッキーアニマルを家に持ち帰るため」でも良い気がします笑
いざ乾杯!
パッケージに「シトラホップのフルーティーな香り」と書かれているだけあって、柑橘系フルーツの新鮮な香りが広がります。
香り自体はキツくなく、時折、洋梨のような甘みも感じられるので柔らかい印象を受けます。
それでは乾杯しましょう!!
口に含んだ途端、グレープフルーツの渋皮の苦みが走ります。
これはシトラホップ由来によるもの。かなりビシビシと苦みがきます。
セッションIPAと聞くと控えめなビールを想像するけど、この苦みは強烈です。
飲んだ後にも苦みは続き、余韻というか、火がついたような苦みがヒリヒリとつきまといます。
口で回すとライムのような味わいをのぞかせる器用な一面も。
華やかで強めなキャラが確立したビールです。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
感想
かわいいウシくんに似合わず、最初から最後までシトラの苦みがビシビシきます!
ただし、セッションを名乗っているだけあってのどごしはすっきりとしていて、IPAのような重たさがないのでとても飲みやすいです。
なんとなく、コクを抑えたインドの青鬼のような印象を受けます。
香りもホップ香がきつくないので、口の中へ抵抗感なく運びやすい。
また、ラッキーカウは飲み込んだ後もかなり苦みが強く残るので、スパイシーな中華やエスニック料理と相性が良いように感じます。
実際、山椒の効いたお菓子をつまみに飲んでみたところ、普通のビールは妙な甘みが出てくるのに、ラッキーカウは苦みを口の中に響かせつつ、フルーティな爽やかさが際立って感じられます。
料理との掛け合わせで圧倒的な万能感を発揮するラッキーカウ。
クリスマスに!
お正月に!
今しか飲めないおめでたいビールで乾杯しましょう!

