ユタローです、乾杯してますか~?
2020年に発売されて、お手軽価格でヘイジーIPAやウェストコーストIPAが缶で飲めることで注目を集めた”J-CRAFT HOPPING”シリーズ。
大手ビール会社と違って販路が特殊なのか、地区によっては全然売っていなかったりもするビールだったりします。
そして、2021年9月に第4弾となるJ-CRAFT HOPPING ももふわIPAが発売されました。
もちろん、多分にもれず、近所でまったく手に入らなくて手こずりました。
今回はJ-CRAFT HOPPING ももふわIPAで乾杯したいと思います。
- 穏やかな桃の香りでまろやかな印象
- ドライな後味で甘さが残らない
- 希少品につき、見かけたら即買い推奨


ここで買いました
ローソンで購入しました。
ここのローソンはゆずふわIPAも販売していたので、もしやあるのではないかと期待していたところ、やはりそれに応えてくれました。
ちなみに、このお店以外で販売しているローソンは見かけませんでした。
ネット在庫も少なそうなので、気になる方はお早めに。
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J-CRAFT(DHCビール) HOPPING ももふわIPA

こんなビールです
静岡のDHCビールが醸造し、三菱食品が流通を手掛ける”J-CRAFT HOPPING”シリーズ。
スーパーのライフなどでは、ジューシーIPAやガツんとIPAを常設している店舗をよく見かけるようになりました。
流通が安定してきているとともに、それだけ多くの飲み手に広く受け入れられてきているのかもしれませんね。
いわゆるヘイジー系のIPAは鮮度を保つのが難しいと言われていて、国内ではあまり瓶や缶で流通されていませんでした。
しかし、コロナ禍も手伝ってなのか、2020年くらいから缶や瓶で販売するブルワリーが一気に増えました。
こういう強めのビールを家で楽しむことができるのはうれしい限りですね。
さて、今回は副原料に桃を使用しています。
桃とビールってなかなか結びつきにくいですけど、ヘイジーIPAの濃厚さやビールのドライな後味と桃の果汁は意外とマッチするんです。
また、ビール好きの中で有名なビールとして、箕面ビールさんの桃ヴァイツェンがあります。
醸造するときに入手した新鮮な桃の果汁を活かしたヴァイツェンは、甘みとドライな後味のバランスが大きな魅力です。
また、1回分の仕込み量(バッチ)ごとに使用する桃を変更しているので、同じ桃ヴァイツェンでもまったく異なる味わいを楽しむことができます。
魅了された人々が桃ヴァイツェンを買い求める様子は、通称”桃狩り”とも呼ばれています。
…なんか、桃ヴァイツェンの解説になっちゃいましたね笑
まぁ、こちらの桃ビールもあまり出回っていないのか、手に入れるのに苦労しました。
いざ乾杯!
やや甘さが控えめの桃の香りが漂ってきます。
また、他のヘイジーIPAと比べるとホップの草っぽい香りは抑えてあって、全体的におだやかな雰囲気を感じます。
それでは乾杯しましょう!!
口当たりはやさしめですが、飲んみ込んだ後に草のような香りと苦みが押し寄せます。
さすがヘイジーIPAだけあって、一滴一滴からホップの複雑な風味がしっかりとにじみ出てきますね。
ビールを口で回してみると、桃の果汁感があふれてきます。
糖のようなしつこい甘さはなく、すっきりとした甘さなのでくどさを感じません。
鼻からも桃の香りが抜けていきます。
後味も甘みを残さずすっきりとフィニッシュ。
ヘイジーによくある濃厚さや刺激はありませんが、桃の醸し出す香りがビールに丸みを持たせつつも、全体的にドライな味わいに仕上がっています。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
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感想
最初は不二家のネクターみたいなねっとり系の甘いビールを想像していましたが、思いの外、ドライですっきりとしたビールでした。
柑橘系とはまた違う、桃由来の穏やかな香りと口当たりの良さで、アルコール6.5%のヘイジーIPAなのにビールがよく進みます。
「フルーツの香りは好きだけど甘い味のお酒は苦手」という人におすすめです。
もちろん、ホップの香りや苦みにも奥行きがあるので、ヘイジーIPAとしても申し分のないビールです。
一番の課題は手に入りにくいことではないでしょうか。
3缶パックとか、グラス付きセットとかで販売してくれないかな…
希少品につき、街で見かけたら即買いを推奨します。

