ユタローです、乾杯してますか?
- 年始に発売される恒例の限定醸造
- 麦芽のうまみがぎっしり凝縮
- ライトボディで食事にも合う


ここで買いました
イオンで購入しました。
かなり入手しやすいかと思います。
サントリー ザ・プレミアム・モルツ ダイヤモンド麦芽〈初仕込〉(2023)


こんなビールです
定番のダイヤモンド麦芽推しのプレモル。
もともと、プレモルにはダイヤモンド麦芽が一部使用されています。
一方、ダイヤモンド麦芽〈初仕込〉には収穫・製麦後に空輸で初入荷したダイヤモンド麦芽を一部使用してビールを仕込んでいます。
大麦の収穫は、日本だと6月頃に行われています。
チェコでの詳細な収穫時期はわかりませんが、ヨーロッパ全体では8月頃に行われているようです。
そういう意味では「収穫したばかり」の大麦を使用したビールではないことが想像できます。
一番のポイントは空輸です。
挽いた麦芽は風味の劣化が早くて1ヵ月も持たないと言われています。
そのため、空輸することで十分な鮮度を保つことができます。
このコストのかかる方法は、大手でもない限りなかなか実現できないのではないでしょうか。
いざ乾杯!
グラスに注ぐと、プレモルらしいハーブのような香りが立ち上がります。
このクセこそが、まさにプレモルなんですよね。
一方で、麦芽の香りはそこまで強く感じません。
それでは乾杯しましょう!!
飲む前とは打って変わって、一口含むと麦芽のうまみが一気に広がる。
少し焦がしたような香ばしさ、その裏から顔を出すカラメルのような甘み、まさに麦芽の個性がしっかりと立っています。
ボディ自体は軽やかなのに、凝縮したような味わいが感じられます。
一番のポイントはコクです。
何度口にしても安定感のあるコクが口の中に現れ、飲み込んだ後にもほろ苦さが口に残してくれます。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
感想
プレモルらしいホップの香りを感じさせつつも、しっかりと麦芽の風味が強調されています。
それでいて、軽やかに飲むことができます。
サッポロさんの麦芽推しビールはボディがしっかりしていることが多いですが、「天然水」のサントリーさんはいつものようにそこまで重くなりません。
ボディが軽やかなので食事とも合わせやすいですし、つまみなしでも楽しむことができます。
チェコやウィーンなどの東欧系ラガーのような雰囲気すら感じられるので、麦芽推しビールが好きな方に強くおすすめです。

