ユタローです、乾杯してますか?
- ライムのような爽やかな香り
- リンゴのような果汁感のある甘み
- たしかな飲みごたえ


ここで買いました
イオンで購入しました。
入荷が少なかったのか、ほとんど残っていませんでした。
オリオンビール サザンスター 華やかホップ(2023)


こんなビールです
オリオンビールさんの定番商品サザンスター 華やかホップ。
こちらは通年商品として販売されている発泡酒で、“サザンスター白”とも呼ばれています。
パッケージにある砂浜を思わせるホワイトとクリアな海を彷彿させるエンブレムのエメラルドグリーンによって、思わず沖縄の海岸を脳裏に浮かべてしまいそうです。
こちらも通常のサザンスター青と同様に、原料として沖縄産の米が使用されています。
また、今までは新ジャンルでしたが、2023年10月の酒税法改正を意識してか、今回購入したものは発泡酒と書かれていました。
ホームページによると、
新発売となる「サザンスター<華やかホップ>」は、サザンスターらしいスッキリさと、アロマホップ一部使用による華やかな香りを特長としたサザンスターブランドの新しい定番商品です。気分転換やリフレッシュに最適の一杯です。
サザンスター青は清涼感を演出するホップを使用していましたが、華やかホップは香りの華やかさにアクセントを置くためにアロマホップを使用しました。
どういうビールを表現したいかによってホップの役割が変化するのもビールのおもしろいところですよね。
ただし、ビールにおける「華やかな香り」という言葉は、かなり広義な意味を持っているように感じます。
一般的に麦芽由来のパンのような香りと対になるのが、ホップの「華やかな香り」だと思います。
というか、大手はほとんどの新商品の香りの表現に「華やか」という言葉を用いていますよね。
おそらく柑橘系ホップの持つフルーティな香りのことを指しているんでしょうけど、ハーブっぽい香りや白ワイン風の香りも、結局は「華やかな香り」に収斂されてしまいます。
なので、結論!
「華やかな香り」=ホップの個性が際立ったビール、と考えましょう。
いざ乾杯!
グラスに注ぐと、やや褐色を帯びたビールが顔を出します。
さて「華やかな香り」ですが、ライムのような柑橘系の香りが爽やかに広がります。
かなりフルーティな印象です。
それでは乾杯しましょう!!
サザンスター青が強炭酸だったのに対して、こちらの方はとても穏やか。
低刺激で口に含みやすく、時折、りんご果汁のような甘みを秘めた酸味が感じられます。
飲みこんだ後もフルーティな香りが終始、広がっていきます。
また、これだけフルーティなのに飲みごたえもしっかりしているんです。
軽すぎないミディアムボディ、尾を引く苦みに加え、しばらくするとスースーとした清涼感が口内からあふれてきます。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
感想
ホップ由来のフルーティな香りと苦みを効かせながらも、ビールらしい飲みごたえをしっかりと兼ね備えています。
程よく果汁のような甘みが感じられるので、汗をかいていてグビグビ飲みたいときにはもってこいですね。
一方でサザンスター青のようなコクはありません。
しかし、口当たりの良い発泡酒を求めている人には華やかホップ(2023)を強くおすすめします。
さらに苦みが全体の輪郭をしっかりととらえているので飽きることもありません。
食事とも相性が良さそうですね。
ぜひ2つのサザンスターを飲み比べてみましょう。

