ユタローです、乾杯してますか?
サントリーさんのTOKYO CRAFTシリーズの夏の限定醸造東京クラフト〈爽やかI.P.A.〉が発売になりました。
こちらのシリーズは、ここのところ、IPAスタイルの中でも様々な切り口で醸造した限定品を発売しています。
そんな東京クラフト〈爽やかI.P.A.〉で乾杯したいと思います。
- フルーティだけど柑橘感控えめ
- 白ワインのようにすっきり辛口
- 飲んだ後のスースー感が爽快
ここで買いました
スーパーのライフで購入しました。
いつも寄るお店には無かったため、流通数が少ないのかもしれません
東京クラフト〈爽やかI.P.A.〉
こんなビールです
東京クラフトシリーズでは、定番の限定商品として毎年5月頃にTOKYO CRAFT(東京クラフト)IPA を発売しています。
これが価格のわりにニガウマなため、リピーターが多いのかすぐに売り切れてしまいます。
そんな中、2020年から冬期限定のIPAを発売するようになりました。
2020年に発売されたI.P.A. ウインターエディション
2021年は香ばしIPA
同じIPAスタイルの中でも特徴に合わせた商品を販売しています。
なかなかおもしろいですよね。
そんな中、新たに発売されたのが爽やかI.P.A.。
なんか、香ばしIPAの流れをくんだ商品名ですね。
公式ホームページによると、
今回発売する「東京クラフト〈爽やかI.P.A.〉」は、夏にぴったりな“爽やかな香り”と“キレの良い苦味”が特長の「I.P.A.(インディアペールエール)」※です。この夏の「いつもとちょっと気分を変えたいとき」のビールとして、ぜひお楽しみください。
(中略)
中味は、シトラホップ・ギャラクシーホップ・ハラタウブランホップの3種のホップを一部使用することで、キリっとした“爽やかな香り”を実現。爽やかでありつつも「I.P.A.」らしい“キレの良い苦味”を感じるビールに仕上げました。
パッケージは、涼しげな海辺をイメージした夏らしいデザインにしました。
パッケージのデザインがいつもと違ってカラフルなことに驚きました。
それでいて東京の名所が背景に収まっているので、ここはお台場なのかも知れません。
ホップは、IPAでよく使用されるシトラ(柑橘、苦っ)、ギャラクシー(スースーしてすっきり)に加えて、サントリーさんがプレモルの限定醸造などでよく使うハラタウブランが使用されています。
ハラタウブランは白ブドウのような甘みを表現するドイツ生まれのホップで、IPAで使用しているビールをあまり見かけたことがありません。
このホップの仕入れルートを持つサントリーさんらしい発想なのかもしれませんね。
ハラタウブランがどんなIPAを醸し出すのか、飲む前から気になります。
いざ乾杯!
グラスに注ぐと、果実のような甘い香りが漂います。
柑橘系の要素は控えめで、ブドウや桃のようなやさしい甘みが出ています。
それでは乾杯しましょう!!
口に含むとパッションフルーツのようなトロピカル系の深みのある甘みが感じられます。
他のIPAと比べると入り口は穏やかな印象で、ボディも軽めです。
その一方で、白ワインのような苦みがビールの輪郭を覆うように現れます。
じわじわと苦みが広がっていき、最後にはグレープフルーツの渋皮の苦みがビシッと決めてくれます。
甘みがあるわりにはくどくなく、すっきりと飲むことができます。
最後には、ギャラクシーホップならではのスースーとした清涼感が喉に広がります。
香りの強さ | |
---|---|
苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
感想
まさに夏に飲みたくなるような軽やかなボディと適度なホップの香り、飲んだ後の爽快な雰囲気が巧みに表現されています。
「軽めのIPA」というとセッションIPAが思い浮かびます。
しかし、東京クラフト〈爽やかI.P.A.〉にはセッションIPAのような柑橘ホップのしっかりした香りはなく、白ワインのように甘く、そしてピリッとした辛口な味わいを楽しむことができます。
これは暑い日にダラダラ飲みたくなるビールですね。
ユタロー的には、なんとなくセゾンスタイルのような印象を受けます。
パッケージも映える東京クラフト〈爽やかI.P.A.〉、夏のレジャーのお供にどうぞ。