- 濃厚な香りとフルボディ
- 高アルコールを感じない丁寧な味わい
- 寒い時期だからこそみんなで飲みたいビール
ここで買いました
スーパーのライフで購入。
そういや去年もここで買ったな。
東京クラフトシリーズはお手軽価格でそこそこのエールが飲めるので、常に品揃えしている店があると本当に便利です。
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TOKYO CRAFT(東京クラフト)バーレイワイン[2019]
- ブルワリー:サントリービール
- 原産国:日本
- ビアスタイル:バーレイワイン
- アルコール:9.0%
こんなビールです
2018年に引き続き、TOKYO CRAFT(東京クラフト)シリーズよりバーレイワインが発売。
バーレイワインというビアスタイルは、通常のエールやラガーに比べて、醸造するのに金と時間がかかります。
そんなビアスタイルを全国販売しちゃうんだから、相変わらずサントリーさんの心意気が素晴らしい。
ええ、ガッツリと熟成させた「本物のバーレイワイン」には到底及ばないことくらい、作り手はもとより飲み手だって分かっています。
いや、だって普通ムリでしょ。
でも、限られた予算と時間の制限の中で、その届かないところに向けて一生懸命背伸びしたビールがどんな味なのか、気になりませんか?
僕は気になります。
だからこそ、真っ向から飲んでみたいわけです。
プレスリリースによると
厳選した麦芽を贅沢に使用し、デコクション製法※1を採用。新たに2種類の濃色麦芽を加えることで、冬のくつろぎ時間にふさわしい“麦の濃密で豊かな味わい”を実現しました。また、上面発酵酵母を使用するとともにレイトホッピング製法※2を採用することで、重厚感のある“フルーティな香り”に仕上げました。
ここのところ、サントリー社はデコクション推しですね。
ビールの製造工程における麦芽の糖化には、大きく分けてインフュージョンとデコクションの2つがあります。
詳しくはこちらの本を読んでください。
出来上がった麦汁に糖度の違いが現れそうなのは何となくわかるんですけど、正直なところ、この2つの製法でどんだけ味わいが違うのか、素人でもわかるように説明してほしいなぁ。
いざ乾杯!
グラスに注ぐと、琥珀色の美しいビールが現れます。
ブランデーのように濃厚な香りは、何となく木樽を想像させます。
それでは、乾杯しましょう!!
まず、口の中にふくよかな甘みが広がります。
ストロベリージャムのようにマットで複雑な甘みなので飲みごたえを感じます。
もちろん、「麦のワイン」だけあって、麦芽の香りも冴え渡ります。
いや〜、ボディがあっておいしい。だけど、高アルコールを感じさせないからグイグイ飲めちゃいます。
後味もきれいにまとまっていて、甘みが消えてから苦みが舌に走ります。
香りの強さ | |
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苦味の強さ | |
酸味の強さ | |
甘みの強さ | |
のどごしの良さ |
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感想
東京クラフト バーレイワイン2018は粗さが感じられたものの、2019は味がうまくまとまっていて格段においしくなっています。
もちろん、ガチな「バーレイワイン」とは全く別物です。
しかし、しっかりとした飲みごたえを出せていて、雑なアルコール感が出ていないので、ビールとしての完成度は高いのではないでしょうか。
ビアスタイル的にはベルジャンストロングエールに近い飲み口で、寒くなると恋しくなる味です。
家でクリパや忘年会を行う時に、数本忍ばせておくと間違いなく喜ばれます。
身体の芯から温まるようなビールが飲みたいという方、ぜひ飲んでみてください。