ユタローです、乾杯してますか?
ここで買いました
マルエツで購入しました。
スーパーによって取り扱っていたりそうでなかったりがありそうなので、見つからない場合は少し探してみても良いかもしれません。
WITH BEER ホワイトエールの詳細
- ブルワリー:サッポロビール
- 原産国:日本
- ビアスタイル:ホワイトエール
- アルコール:4.5%
- 麦芽:小麦麦芽一部使用
- ホップ:国産ホップ「信州早生」とチェコ産ファインアロマホップ「ザーツ」を香りづけに一部使用。
- 副原料:オレンジピール・コリアンダーシード使用
こんなビールです
サッポロビールさんの新商品WITH BEER ホワイトエールが発売になりました。
サッポロさんの限定醸造品というとホップに注目した商品が多い印象でしたが、今回は小麦麦芽を一部使用したホワイトエールスタイルのビールをリリースしました。
かなり意外な感じがしますね。
プレスリリースによると、
本商品の開発プロセスでは、現役の大学生からビールに対するイメージヒアリングを行っています。その結果、多くの若年層は周りのコミュニティに馴染むために“ビールを飲めるようになって自分の世界を広げたい”という想いを持っていることが分かりました。そのことから“ビールに興味はあるものの、まだビールを楽しんで飲むまでに至っていない20代が多い”という仮説を立て、若年層の持つビールに対する課題に向き合うことで、本商品が完成しました。
「ビールを飲まない世代」と言われている大学生とワークショップなどのコミュニケーションを通じて開発したというのはおもしろいですね。
ビールを飲まないのは、「今まで飲んだビール」の持つ特定の要素が苦手意識を駆り立てている可能性があります。
しかし、麦芽と水と酵母とホップが織りなす醸造酒は世界各国で様々なビアスタイルで飲み親しまれていて、今も新しいビールを生み出そうと切磋琢磨している多くのブルワーがいます。
こんなビールもあるよ、という選択肢があればビールへの印象もかなり変わりますよね。
ところで、最近ビアフェスに行くと、多くの中年ドリンカー(自分含め)に囲まれて、20代前後の若い方をお見掛けします。
たまたま同じテーブルにいた大学生に話しかけたところ、ビアバーでアルバイトを初めてビールに興味を持ち始めて、いろんなブルワリーのビールを飲んでみたくてビアフェスに参加したんだとか。
自分が大学生のころはタップのあるビアバーなんて身近な存在じゃなかったから、クラフトビールに触れる環境もかなり変化してきたように感じます。
飲酒量のピークを過ぎたおっさんを相手にするよりも、まだまだキャパシティがあってコミュニティを発展させていく可能性を秘めている若者にビールの魅力を伝えていく方が業界には大切なことですよね。
飲んでみた
勢いよく泡立ちますが、泡は比較的早く引いていきます。
また、注いでいる最中はビールが白く見えましたが、徐々に黄色っぽさが強くなってきました。
鼻を近づけるとコリアンダーの香りがとても強く感じます。
まさにヒューガルデンを目にしたときのような印象を受けますね。
同じッサッポロビールさんでしたら、ホワイトベルクのような雰囲気があります。
ホワイトベルグにもう少し麦芽感をまとわせたような感じです。
それでは乾杯しましょう!!
口に含むとコリアンダーとオレンジピールの由来のハーブの香りがかなり強く広がります。
苦味はそんなにないですが、このハーブのスースした感じとフルーティな酸味が口内を占有します。
それでいて、飲み込んだ途端にスーっと喉の奥に消えていくかのような感覚をおぼえます。
爽やかな香りが持続して、舌にはツンとした清涼感が残って余韻を残してくれます。
サッポロビールさんらしい麦芽のコクに加え、小麦麦芽由来の甘やかな舌触りも感じられます。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
こんな人におすすめ
しっかりとしたフルーティーさがありながらも、ビール本来のコクもある。
ホワイトエール(正しくはベルジャンホワイトスタイル)の代名詞のヒューガルデンと比べて麦芽の香りがしっかりしているのと、その分、ハーブのクセが抑えられているので、この手のビールになじみのない人でも飲みやすいのではないでしょうか。
僕自身はヒューガルデンの味わいがおもしろくてビールにハマりました。
このサッポロ版ホワイトエールが多くのビール好きを作り出すことを心より楽しみにしています。