- コクが控えめですっきりした味わい
- 心が和らぐ植物系の香り
- 飲んだ後のワインのような余韻



ここで買いました
発売日にセブンイレブンで購入。
350mlと500mlの缶の2種類が販売されています。

サッポロ ヱビス プレミアムホップブレンド


- ブルワリー:サッポロ
- 原産国:日本
- ビアスタイル:ゴールデンエール
- アルコール:5.0%
- ホップ:ハラタウ・トラディション、ハラタウ・ブラン
サッポロ生ビール 黒ラベル エクストラモルト
サッポロビール ヱビス ウィンターボック
サッポロビール 銀座ライオンビヤホール スペシャル
こんなビールです
セブン&アイグループとサッポロビールが共同開発したヱビス。
その名もヱビス プレミアムホップブレンド。
公式ホームページによると、ドイツ・バイエルン州で採れたこだわりのハラタウ・トラディションとハラタウ・ブランを一部使用しています。
ハラタウ・トラディションはヱビスで使用されているドイツの伝統ホップ。
白ワインのような香りとキリッとした印象を作るハラタウ・ブランをブレンドしました。
ハラタウ・ブランに関して、海外サイトのhopslist.comさんの記事を読んでみると、元々はアメリカで多く栽培されているカスケード種(起源はイングランド)の一種で、2012年にアメリカンスタイルのエールで使用するために栽培されました。
ハラタウという地名に由来した名称のため同じように受け取られますが、実際のところ、この2種は全く別の品種のようです。
さらに、今回のビアスタイルはゴールデンエール
ヱビスはヱビス プレミアムエールやヱビス 華みやびなどの特色のあるエールを通年で販売していますが、ゴールデンエールは珍しいかもしれません。
ホップの香りと苦みを引き立てるために通常よりも麦芽感を抑えたのかもしれないですね。
素材に合わせて適したビアスタイルを選択するサッポロさんのこういう姿勢がとても好きです。
さて、ちょうど一週間前にサントリーさんからサントリー ザ・プレミアム・モルツ〈プラチナ〉がセブン&アイグループ限定商品として発売されました。

ビール大手2社が同時期に同じホップを使用した同じ上面発酵ビール(エール)を発売するなんて、あたかもプレモルとヱビスを競わせているように感じますね。
むしろ投票したらどんな結果が出るのかとても興味深い。
いざ乾杯!
開栓すると、植物っぽい繊細な香りが広がります。
ビールの色もゴールデンエールというだけあってクリアな金色。濃厚色の印象が強いヱビスとは一風変わった感じがしますね。
それでは乾杯しましょう!!
おぉ、ヱビスだけどすっきりしている。
麦芽感が抑えられていて、ヱビスというよりもSorachi 1984に近いものをベースに感じる。
それでいてそこそこのボディを感じさせてくれるのはさすがサッポロさん。
刺激は強くないけど厚みがあります。
苦みはそこまで出ておらず、フルーティでふくよかな味わいが広がり、ほのかな甘さも感じられる。
ビールを口の中で回すと植物っぽい香りが広がっていって気分がリラックスします。
そして、このヱビス プレミアムホップブレンドもサントリー ザ・プレミアム・モルツ〈プラチナ〉同様、やはり余韻がおもしろい。
飲み込んだ後に喉に苦みがジワっと押し返して熱を感じさせる感覚がまさに白ワイン様でクセになり、繊細な香りも手伝ってこのビールの奥深さを引き立ててくれます。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
感想
前述の通り、ヱビスというよりもSorachi 1984のような飲み口のビール。
麦芽のコクは控えめながらもホップの持つ苦みや香りを繊細な部分まで感じることができます。
同じくホップにスポットを当てたサッポロビール ヱビス<ザ・ホップ>2020は麦芽の旨みとホップの香りがギュッと濃縮されていましたが、ハラタウ・ブランの複雑味のある個性を引き出すのはゴールデンエールの方が適しているのかも知れません。
とはいえ、ヱビス プレミアムホップブレンドは飲みごたえがあるので食事と合わせて一緒に楽しむこともできます。

サントリー ザ・プレミアム・モルツ〈プラチナ〉がそこそこ辛口なのに対して、ヱビス プレミアムホップブレンドはやさしい味わいでほのかな甘みを感じます。
さぁ、あなたはセブンイレブンでどちらのビールを買いますか?

サッポロ生ビール 黒ラベル エクストラモルト
サッポロビール ヱビス ウィンターボック
サッポロビール 銀座ライオンビヤホール スペシャル


