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名前:頂〈いただき〉(2018)
原産国:日本
ブルワリー:サントリー
スタイル:ピルスナー
アルコール度数:8.0%
色:ゴールド
IBU:
発売直後、ビールの内容以外の部分で話題騒然となった頂〈いただき〉ですが、2018年にアルコールが7%から8%にパワーアップして販売されました。
サントリーさんのプレスリリースによると、累計販売本数が2月末に1億本を突破し、2017年の高アルコール新ジャンルカテゴリーは、(サントリーにおいてだけの話かもしれませんが)対前年比124%と大きく伸長しています。
今後はカロリーオフ版も販売されるようなので、固定ファンがある程度付いている銘柄なのかもしれません。
手軽に酔っ払うために安い高アルコール飲料を家で飲む「ストロングゼロ文学」と呼ばれる現象は、個人的には好感が持てませんが、この手の波が缶チューハイからビール系飲料へと着実に広がってきているのではないでしょうか。
さて、閑話休題。
グラスに注ぐと、花のような柔らかいアロマが香り立ちます。
口に含むと重みのある甘みが染み渡ります。
フレーバーからはしっかりとしたモルトの芳醇さが感じられます。
刺激的かというと首をかしげますが、コク深さのレベルがかなり上がっていて、いわゆる「天然水」の水っぽい印象も感じません。
爽快感は低いですが、飲みごたえが十分なので食事とともに楽しみたいビールです。
以下は、前回の感想です。
スピリッツ由来のアルコールとモルトの風味があります。
飲んでからもスピリッツが強く、飲み終わった後もしばらく尾を引いています。
強炭酸と書いてありますが、発泡が舌へ強い刺激を与えるというわけではなく、口に含んでもしばらく残るくらい、持続性が強い炭酸という表現が適しています。
サントリーの天然水仕込み独特の、水のような飲みやすさがあるため、特に飲みにくいわけではありません
ある意味でラオホやボックのようなコクを演出していますが、全方向から麦スピリッツが飛び交っている印象が強く、繊細さが今ひとつ欠けているように感じました。
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