WASEDA NEO×GOOSE ISLAND クラフトビールセミナーに参加しました。
こちらは、他のブルワリーの見学ツアーが販売されているチケットサイトを閲覧していた時にたまたま見つけました。
平日夜開催なことと、試飲ができて1000円というお値打ち価格だったこともあって、すぐに申し込みました。
平日夜にも関わらず定員満員とのことでした。
セミナーでは、販売代理店のインストラクターの方がグースアイランドの誕生した背景やそれぞれのビールの特徴を紹介してくれました。
名前:312(スリーワンツー)
原産国:アメリカ合衆国
ブルワリー:グースアイランド
スタイル:ウィートエール
アルコール度数:4.2%
色:ゴールド
IBU:18
口溶けがよく、ドライで飲みやすかったです。
小麦の甘みが次第に口の中に広がっていき、余韻も爽やかです。
名前:ホンカーズエール
原産国:アメリカ合衆国
ブルワリー:グースアイランド
スタイル:イングリッシュビターエール
アルコール度数:4.3%
色:ブラウン
IBU:30
口に含むと酸味があり、麦のコクもしっかりしているのですが、ライトボディでゴクゴク飲めてしまいます。
飲み終えた後の程よい渋みがアクセントになっています。
名前:IPA
原産国:アメリカ合衆国
ブルワリー:グースアイランド
スタイル:ウィートエール
アルコール度数:5.3%
色:ゴールド
IBU:55
鼻を近づけると、強すぎない程度のフルーティさを保った柑橘アロマが立ち上ってきます。
飲んでみると、しっかりととしたモルト感が舌に押し寄せてきます。
飲み終えた後には、グレープフルーツみたいに強烈な渋みが残り、アロマとのアンバランスさがおもしろいです。
これから飲んだ2つは樽で熟成したバレルエイジドビールです。
名前:ソフィー
原産国:アメリカ合衆国
ブルワリー:グースアイランド
スタイル:ベルジャンファームハウスエール
アルコール度数:6.5%
色:ゴールド
IBU:20
グースアイランド創設者のジョン氏の娘さんの名前から由来したビール。
オレンジのアロマが強く感じられます。
思ったよりもスパイシーな飲み口で、オレンジピールの爽やかさがありながらも高アルコールが徐々に広がってきて、奥行きのある味わいが楽しめます。
名前:マチルダ
原産国:アメリカ合衆国
ブルワリー:グースアイランド
スタイル:ベルジャンペールエール
アルコール度数:7.0%
色:ゴールド
IBU:26
マチルダとはベルギーのオルヴァル修道院を設立した伯爵夫人のことです。
インストラクターの方が官能的な恋をイメージしたビールと説明していたので、マチルダさんを調べてみたところ、神聖ローマ皇帝と対立したローマ法王と恋仲であり、マチルダさんが法王を城に招き入れ、カノッサの屈辱と言われる歴史的事件を仕掛けたとも言われているそうです。
官能な恋の本質はさておき、ビールに関する歴史的背景への理解が深まると、それだけでおいしく感じてしまいます。
さて、こちらはトラピストビールオルヴァルの野生酵母を使用されており、高発酵による舌への刺激や酸味が口の中で感じられます。
フルーティさがありながらも渋みが強くにじみ出ています。
ホームページを見ると、今回試飲させて頂いた5本以外にもグースアイランドのビールはたくさんあります。
シカゴ限定品などもあります。
アメリカのクラフトビールやシカゴに関する知識がなかったのでとても勉強になるセミナーでした。
最後にお土産にビール1本もらえました。
定評高いIPAも良かったのですが、個性が出ていたホンカーズエールを頂いて帰りました。