◆本記事はアフィリエイト広告を利用しています
■日本

知床ドラフト

F3CD9BE6-7F9C-4118-A7E2-21251A393B9B.jpg3B1F56DD-9504-4940-BFB2-E297C7D96A10.jpg
名前:知床ドラフト
原産国:日本 北海道
ブルワリー:網走ビール
スタイル:
アルコール度数:5.5%
色:グリーン
IBU:
流氷ドラフトなどのカラフルなビールで有名な網走ビール。
こちらは知床の自然をモチーフにしたビールです。
私は学生時代に何度か当地を訪れて登山やサイクリングに興じましたが、澄み渡るクリアな青空と、それとは対照的な群青色に染まった海、新緑の映える自然、透き通るような爽やかな空気と温かな日光が印象に残っています。
世界遺産になってからは、事情もかなり変わったのではないでしょうか。
閑話休題。知床ドラフトに戻ります。
ビールに色素を加えることで緑色を表現し、さらにナガイモを用いることで白い泡を作り出しています。
サイエンスによって生み出された造形美と言いましょうか。
詳しくは↓
http://www.nodai.ac.jp/hojin/journal/images/j_120809/h3.pdf
しかし、この緑色は緑茶とは似つかなければメロンソーダのクリアグリーンとも程遠く、季節外れの学校のプールの水面に映る「あの色」を連想させ、今まで飲んだ物とは決定的に違うという異質さを感じさせます。
鼻を近づけると、それほどグロッシーさがないヨモギのような軽いアロマが感じられます。
ほのかな甘みと酸味を感じ、鼻からアルコールが通り抜けます。
苦みは喉を通過する時にほのかに感じるくらいに抑えています。
舌には糖類の甘味がやや残ります。
驚きの色みと香りのクセは強ですが、味自体は総じてマイルドな作りになっています。