ラガーってこんなビールなの?
大手メーカーのラガーとの違いに衝撃を受けます
香り、にごり、味…ホップがビシッと効いたインディアンペールラガー
ここで買いました
ビックカメラで買いました。
店舗にもよりますが、ビックカメラはお酒の種類が豊富です。
横浜ラガー
原産国:日本 神奈川県
ビアスタイル:IPL
アルコール:5.0%
こんなビールです
ラベルは横浜開港資料館所蔵の三代目広重作「横浜波止場ヨリ海岸通異人館之真図」。
横浜開港資料館蔵に保管されている明治初期の作品です。
ここまで芸術作品をラベルに使ったビールは見たことがなかったので結構インパクトがあります。
外国人からのウケも良さそうですね。
公式ホームページによると
この絵が描かれた時代、横浜を中心として数多くのビール醸造所が日本に誕生しました。文明開化は多様なクラフト〈手造り〉ビールの時代であったとも言えます。「横浜ラガー」は、当時世界的に流行し、日本に定着したピルスナーを伝統のデコクション製法とニュージーランド産のホップ「モトゥエカ」を使用して醸した豊かなコクと香りをお楽しみ頂けるラガー〈長期熟成〉ビールです。
今のクラフトビール隆盛の時代と文明開化の時代の空気を重ね合わせて、いろんなビールがあってええじゃないかというメッセージが伝わってきますね。
モトゥエカホップを使ったピルスナーといえば、こちらもそうです。
そんな横浜ラガーですが、今までに様々なビールコンペに出展され、多くの賞を受賞しています。
・ 2017年国際ビール大賞銀賞
・2017年アジアビアカップ銅賞
・2014年国際ビール大賞銀賞
・2013年国際ビール大賞銅賞
・2012年国際ビール大賞銀賞
世界的に流行したビアスタイルで作られたビールが、今度は世界で評価されています。
なかなかロマンがありますよね。
いざ乾杯!
注いでみるとアンバー色のビールが現れます。
加えて、かなりのにごり。
ラガーはバドワイザーのようにゴールド色の透明なビールが有名ですが、ウィンナーラガーというビアスタイルは濃色が特徴です。
ウィンナーラガーはこちらで詳しく解説されています。
横浜ラガーはインディアペールラガーというビアスタイルですが、原料に濃厚色の麦芽を使用しているのかもしれません
ビールからはマンゴーのような深い香りのアロマが流れてきます。
まさにフルーティ。
ホップがガッツリ効いてますね〜。
飲んでみると南国フルーツのようなマットな甘さが感じられますが、舌への刺激は優しく口当たりが良いです。
飲み進めると麦芽の深みが徐々に現れてきます。やはり濃色だけありますね。
飲み終わった後も、グレープフルーツの渋皮のような渋みが長いこと続いていき、心地よい余韻に浸ることができます。
感想
ラガーといえばキリンラガー、サッポロラガーをイメージする方が多いかと思います。
そのような方にとって、横浜ラガーは黒船に思われるようなパンチのあるビールです。
ポップなかなり効いていてフルーティ。
横浜ラガー、IPAが好きな方にも一度ぜひ飲んでもらいたいです。
本日もかんぱーい!