先日、東京ミッドタウン日比谷のレストランBuvetteさんで開催されたクラフトビールのイベントに参加しました。
こちらはFar Yeast Brewingとコラボレーションしたイベントで、同社のビールの飲み比べのほか、醸造長の栁井さんがビールについてレクチャーして下さいました。
今回飲んだビールはこちら
東京ホワイト
スタイルはセゾン。フルーティで、酸味が飲みやすさを邪魔しない程度に出ているので1杯目に最適でした。
東京ブロンド
スタイルはゴールデンエールですが、麦芽の香ばしいアロマが際立っていて、ある程度のボディがありながらも非常に飲みやすかったです。
FINAL CUT
軽やかなパッションフルーツの香りが立ちます。IBUは50ですが苦みを強く感じず、麦の甘みが出ていて口当たりが良かったです。
東京IPA
スタイルはベルジャンIPA。柑橘アロマでしっかりとした苦みを感じるものの主張しすぎず、バランスが取れています。
KRIEK IN THE FRESH
スタイルはサワーエール。新鮮なサクランボの香りが漂います。甘さ控えめで、酸味も口に残らない程度なのでさっぱりとしています。
改めてビール名を眺めてみると、ベルジャンホワイトやヴァイツェンを彷彿させる東京ホワイトがセゾンだったり、名称とビアスタイルをあえて合致させず、飲み手に想像力を働かせる部分を残しているところがおもしろいですね。
また、ほとんどのビールがベルギービールのように瓶内発酵による二次発酵を推奨しています。
つまり、いつ飲むかによって味わいや香りに変化が生まれてくるわけです。
飲み手の関与する余白があると、ブルワリーさんとの距離感の近さを感じます。
イベントはソロ参加の方が多く、同じ席の方とビール談義に花が咲いてとても楽しかったです。
今までのビールセミナーは学び目的が強く、どのビールがどうだったとかを考えることに意識が集中していましたが、ビール好きが集まり情報交換ができる最高の機会なので、今後は気負わず、ラフに参加したいと思います。