華やかなホップの香りとやさしい口当たり
段々と口の中に広がり、そして長く続く強烈な苦み
ヱビス特有のコクをほとんど感じさせないヱビスビールです
ここで買いました
コンビニで購入しました。
限定醸造なので早めに手に入れましょう。
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通常のヱビスビールとセットにした「ヱビスビール・復刻特製ヱビス 6缶アソートパック」も販売されています。
昔と今のヱビスを飲みくらべてみるのもおもしろいですね。
サッポロビール 復刻特製ヱビス



- ブルワリー:サッポロビール
- 原産国:日本
- ビアスタイル:
- アルコール:5.0%
こんなビールです
こちらの復刻特製ヱビスは、1972年に缶ビールとして販売した当時の熱処理製法を再現して作ったビールです。
パッケージの裏面にはヱビスビールの129年の変遷が描かれています。
これを見ると、ヱビスビールが誕生したのは1890年。
なぜ1972年(瓶は1971年)に復活販売したことになっているんでしょうか?
これは1943年、戦時中にビールが配給制になったことによって商標名が消滅したためです。
詳細は公式ホームページで確認できます。
それにしても、いつから熱処理方法を変更して「いつものヱビスビール」になったのかも気になるなぁ。
ちなみに、戦前・戦後にビール会社大手に起こった物語は、こちらの本に詳しく載っています。
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いざ乾杯!
まずは、開栓して香りをチェック
通常のヱビスビールと比べて、ホップの華やかな香りが引き立っているように感じます。
色身も、なんとなくですが薄いように感じます(使用麦芽も違うのかな?)
それでは、乾杯!
いつもより口当たりが軽やかで、甘みと酸味があります。
なんというか、ヱビスビールには特有のずっしりとした麦芽のコクがあると思いますが、それをほとんど感じません。
コクが控えめな一方で、強い苦みが口の中に広がります。
クール系のミントガムのように、かなり攻めてくる苦みです。
これがかなりが長く続きます。
感想
私たちの知っているエビスビールとは全く異なるビールです。
麦芽のコクの代わりに、強い苦みが存在感を出しています。
なんとなく、スーパードライのような印象を受けます(アサヒとサッポロは元々、1つの会社でした)。
正直なところ、あまりプレミアムっぽいっ感じはありません。
ちなみに1972年に発売された当初のヱビスビールはあまり受け入れなかったようで、その後もしばらく低迷の歴史をたどります。
ブランディングによりプレミアムビールとしてのブランディングを確立したのもつかの間、今度は後進のザ・プレミアムモルツに市場首位を奪われてしまいました。
しかし、ここ数年、ヱビス プレミアムエールやプレミアムヱビス 薫るルージュ、ヱビス 華みやびなど、個性的で思わずうなるような新商品を開発しています。
復刻特製ヱビスはいま一つでしたが、今後のヱビスビールに期待したいです。