皆さんこんにちは。ビール好きのユタローです。
急に冷え込みが厳しくなってきましたね。なんと今日は、まさにそんな寒さの到来を予感させる2025年10月21日に発売となった、季節限定の特別なビールで乾杯したいと思います。
今回の主役は、サッポロビール「冬物語 2025」!
サブタイトルに「冬にしか、出会えない」とありますが、発売日の関東は普段の10月下旬とは思えないほど冷え込んでおり、まさに「冬の始まり」を感じさせるタイミングでした。今年は例年以上に、この「冬物語」の発売がドンピシャで、より一層美味しく感じられますね。
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季節限定ビールのパイオニア、38年目の進化

「サッポロ 冬物語」は、1988年に初めて発売されて以来、日本の季節限定ビールの先駆けとも言われてきた歴史あるブランドです。そして、今回でなんと38回目の発売を迎えます。
そんな伝統ある「冬物語」ですが、2025年版では中味に新しい挑戦が見られます。
注目ポイント:ザーツ産ホップと小麦麦芽

今年の「冬物語」の大きな特徴は以下の2点です。
- ザーツ産アロマホップの使用
- 小麦麦芽の一部使用
特にザーツ産アロマホップといえば、サントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」のイメージが非常に強いので、サッポロさんがこれをメインに持ってきたのは少々意外で、新たな個性を生み出す挑戦だと感じました。
また、小麦麦芽を使用しているためか、液色はいつものラガーよりもわずかに明るく、黄金色に近い色味をしています。
濃厚なボディとクリーミーさの共存
グラスに鼻を近づけると、小麦由来のほんのりとした甘い香りと、ホップの爽やかなアロマが立ち込めます。
そして、いざ口に含むと、「これぞ冬物語!」と言いたくなるようなガツンと舌の上を覆うような、しっかりとしたボディが感じられます。濃厚な飲み応えは健在です。
しかし、ただ重いだけではありません。その一方で、なめらかでクリーミーな味わいが口の中に広がり、冬らしい温かみと優しさを演出しています。
新たなアクセント:ハーブのような苦味と香り

飲み干した頃、これまでの「冬物語」とは少し違うホップ由来のビールらしい苦味が、スーッと後味に入ってきます。この苦味が味わいのキレとアクセントになっており、非常に心地良いんです。
鼻からは、ホップ由来のハーブっぽい香りも流れます。この苦味とハーブのような香りは、確かにプレモルにも通じるような印象があり、ザーツ産ホップの個性を強く感じさせます。
伝統的な冬物語らしいクリーミーさと、ガツンとした最初の飲み応えはそのままに、ザーツホップがもたらすクリアでハーブのような苦味と香りという新たな要素が加わった、進化形の「冬物語」と言えるでしょう。
総評:じっくりと味わいたい冬の銘柄

全体として味わいは割とマットで、口に馴染むタイプなのに、非常に飲みやすい。
おつまみがなくても、ビール単体でその濃厚なボディと、後から来る苦味のアクセントをじっくり味わっても面白いビールです。
この「サッポロ 冬物語 2025」は、
- クラフトビールがお好きな方
- しっかりとした飲み応えのあるビールを求めている方
- 寒い夜にゆっくりとビールを味わいたい方
に、ぜひお勧めしたい一本です。
今年の冬も、この「冬物語」とともに、暖かく楽しい時間をお過ごしください!
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