ユタローです、乾杯してますか?
- ドライで刺激的
- 飲んだ後も渋みが尾を引く
- 食事と合わせて飲むのに最適
ここで買いました
スーパーで購入しました。
発売日の前日から多くの店に並んでいました
(2024/12/13 06:50:07時点 楽天市場調べ-詳細)
サントリー 金麦〈帰り道の金木犀(きんもくせい)〉
こんなビールです
サントリーさんより金麦の2024年秋限定醸造としてサントリー 金麦〈帰り道の金木犀(きんもくせい)〉が発売になりました。
何よりも商品名にビックリしませんか
秋限定のビールって商品名やパッケージにやたらと紅葉を打ち出してくるんです。
これは金麦とて例外ではなく、毎年、琥珀の秋という商品名で赤いパッケージに彩られた秋限定商品を発売していました。
しかし、2024年は金木犀がモチーフなんです。
金木犀というと、洗濯用洗剤やボディーソープの秋限定商品という印象を強く感じます。
そういう意味では秋に感じられる金木犀の香りに魅了される人のマーケットは少なくないはずなので、発想の転換が実におもしろいですね。
パッケージも秋の夜長を思わせる美しい色味で表現されていて、赤や黄色などの目立つ色がバンバンと出ていないところが素敵です。
プレスリリースによると、
●中味・パッケージについて
中味は、アロマホップを使用し、上面発酵酵母を用いて醸造することで、甘く爽やかな香りを実現しました。また、「金麦」こだわりの素材である「贅沢麦芽※2」に加え、「ロースト麦芽」を一部使用するなど、麦芽配合や醸造条件を調整することで、秋の夕暮れをイメージした液色に仕上げました。
パッケージは、夕暮れの空と金木犀のモチーフを配することで、秋の象徴的なシーンを表現しました。※2 二条大麦麦芽の中でもうまみ成分(たんぱく質)を多く含む「旨味麦芽」に加え、こだわりの国産麦芽を一部ブレンドしたもの
●ネーミングについて
お客様に本商品を通して季節をよりいっそう感じていただきたいとの思いから、“夕暮れの帰り道に金木犀が香る”という多くの方が体験したことのある秋のワンシーンを表現しました。
注目すべきは上面発酵のエールであること。
金麦はもともと下面発酵のラガーで、期間限定醸造商品でときどきエールを発売します。
今回は初めて秋限定商品にエールが採用されました。
また、麦芽を焙煎したロースト麦芽も秋限定商品の定番の原料です。
ところで、商品名にある金木犀は副原料として使用されていません。
あくまでもイメージをネーミングしただけのようです。
いざ乾杯!
グラスに注がれたビールを見てみましょう。
液色はやや暗い黄色といった感じで、過去の秋限定金麦やロースト麦芽を使用した秋限定ビールと比べてかなり明るいです。
アンバーエールは液色が銅(英語でアンバー)のような色に似ていることに由来します。
実際のアンバーエールと比べると色味の深みが不足しているように見えます。
香りからは麦芽をローストした香りがほのかに感じられます。ここはキャッチコピー通り「ほのかに香る」程度です。
実際に飲んでみると、かなりドライ味わいです。
最初は舌に甘みを感じさせますが、ほどなく辛さが押し寄せます。
さらに、しばらくすると渋みが広がってきます。
この渋みが飲めば飲むほど強く感じられます。
ロースト麦芽由来のカラメルの甘みやコクはあまりありませんが、全体的にビターな味わいに仕上がっています。
金麦らしい特長を維持しながらも強いアクセントが随所に打ち込まれていますね。
キリン秋味と同じように秋の味覚のお供にピッタリ。
500ml缶を片手に鍋をつついてみたくなります。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
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