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オリオン ザ・ドラフト プレミアムシークヮーサー【評価・口コミ・レビュー】

オリオン ザ・ドラフト プレミアムシークヮーサー
  • 軽すぎないミディアムライトボディ
  • 奥深さのあるシークヮーサーの柑橘香
  • 果汁の個性がビールを存分に引き立てる
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ここで買いました

やまやで購入しました。

このビールは6月1日よりオリオンビールで発売されました。

そして、7月6日よりアサヒオリオン名義で全国発売されることになりました。

関東のお店では、まだあまり店頭に並んでいるお店は少ないように感じます。

オリオン ザ・ドラフト プレミアムシークヮーサー

オリオン ザ・ドラフト プレミアムシークヮーサー
ビール詳細
  • ブルワリー:オリオンビール
  • 原産国:日本 沖縄県
  • ビアスタイル:ピルスナー
  • アルコール:5.0%
  • 副原料:沖縄県産シークヮーサー果汁、沖縄県産ドライシークヮーサー

オリオンビール一覧アサヒビール一覧

こんなビールです

オリオンビールが2021年夏限定で醸造したビール。

通常のオリオンザドラフトのパッケージをベースにしつつ、全体がグリーンで覆われています。

この緑色はもちろんシークヮーサーの実の色で、シークヮーサーを副原料として使用していることを象徴しています。

同様に沖縄県産シークヮーサー果汁を副原料として使用した75BEER IPAもパッケージがグリーンだったことを考えると、シークヮーサーを連想する色として広く認知されているのかもしれません。

そのシークヮーサーですが、ホームページによると“ダブルシークヮーサー”を使用しているとのこと。

沖縄県産シークヮーサー果汁
やんばるで収穫された後すぐに絞ったシークヮーサー果汁を使用。生産地が名護工場に近いため、製造に至るまでの劣化が少ないのも特徴です。 果汁の搾汁方法にもこだわり、シークヮーサーの皮、種まで使用しています。雑味が出ないギリギリまで絞りきることで、シークヮーサーの成分を余すことなく引き出しました。

沖縄県産ドライシークヮーサー
沖縄県産のシークヮーサー果実を、低温で乾燥させ素材本来の香りや味を保ったまま、風味を凝縮させています。皮ごと乾燥させているので、果皮に多く含まれている成分までまるごと使用しました。ビール副原料の使用制限の中でより多くのシークヮーサーを使用するためにドライシークヮーサーを採用しています。重量の軽いドライシークヮーサーを利用することで、通常の果実比3倍相当のシークヮーサーを使用することができました。

他のブルワリーだと、副原料に使われる果物の産地がわかる程度の解説くらいしか載せていませんが、この説明文を読むとオリオンさんが徹底的にこだわっているのが伝わってきます。

なぜその製法なのか、どういうビールを目指しているのか、そのこだわりが頭の中にスーッと入ってきます。

単に沖縄=シークヮーサーという安直な連想で企画した商品ではないことがわかりますね。

特に興味深いのはドライシークヮーサー。

副原料の使用制限をクリアするためにしようしたというところがおもしろいです。

以前はフルーツの果汁が入っていると麦芽比率が67%以上でも「発泡酒」と定義されていました。

2018年の酒税法改正により、麦芽比率が50%以上かつ果実、胡椒、ハーブ、野菜、味噌、そば、コーヒー、ココアなど多くの品目が副原料を麦芽の重量の100分の5をこえない範囲で使用した場合は、「ビール」として販売することができるようになりました。

「ビール」なのか発泡酒なのかは、流通量の多い大手ビール会社にとっては大問題。

スーパーなどでビールを購入する多くの人にとっては、成分の実態はともかく、発泡酒と書いてあるだけで「ビール」じゃないんだという印象を持ってしまいます。

この点に、オリオン ザ・ドラフトの限定商品の「ビール」として販売するための努力と知恵が垣間見れます。

いや、本当にオリオンさんのこういうこだわりは素晴らしいです。

いざ乾杯!

グラスに注いで鼻を近づけると、柑橘類のキュッとした香りが広がります。

どことなく緑の植物のようなエッジが効いています。

ホップ由来のものよりも深みやキレがあり、まさにシークァーサーなんだろうなという印象を受けます。

それでは乾杯しましょう!!

シークァーサーが想像以上にビールを引き立てる

しっかりとしたラガーですが果汁感が強く、柑橘系の味わいが口の中に広がっていきます。

甘みは少なく、苦みに個性が出ています。

そのため、ボディはミディアムよりも少し重めに感じます。

さて個性的な苦みですが、ホップ由来のものとシークァーサーから生まれるものが混ざり合っている印象で、どちらも感じられます。

オリオンらしい喉越しの良さとスッキリとした飲み心地は健在。

しかし、ビシビシとした苦みが舌の上に残り、渋皮のような余韻が長く感じられます。

シークァーサーが使用されてもビール本来の味わいや、飲み手がビールに抱いている印象を損なうことがなく、苦みに奥行きを与え、フルーティな香りによって飲みやすさを加速させています。

香りの強さ
苦みの強さ
甘みの強さ
ボディの重さ
のどごしの良さ

 

感想

先述の通り2018年4月の酒税法改正を受けて、ビールに果汁を入れちゃいました的な「ビール」が大手ビール会社から何点か発売されました。

しかし、そのほとんどが果物由来のフルーティな香りを付加するだけで、いわゆる缶チューハイの延長としての購入を見込んだようなものばかりでした。

しかし、オリオン ザ・ドラフト プレミアムシークヮーサーは全く違いました。

ビールらしい苦みや柑橘感、のど越しを維持しつつも、そこにより深みを与えています。

だからこそ、飲んでいても上記のビールのような違和感がなく、ビールとして楽しむことができます。

毎度ながら、オリオンさんは本当に完成度が高い!!

地域によってはあまり流通していないかもしれませんが、見かけたらぜひ飲んでみてください。

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