- 新ジャンルとは思えない完成度
- フルーティな味わい
- ビターな渋みがしっかり締める
https://www.kanpaidays.com/tc-spicy/
ここで買いました
酒屋さんで購入しました。
(2024/11/05 19:55:29時点 楽天市場調べ-詳細)
ビール詳細
- ブルワリー:サッポロ
- 原産国:日本
- ビアスタイル:
- アルコール:5.0%
- ホップ:信州早生
- ブルワリー:サッポロ
- 原産国:日本
- ビアスタイル:
- アルコール:5.0%
- ホップ:信州早生
こんなビールです
サッポロビールさんの期間限定の新ジャンル。
この商品はもともとニッポンクラシカルビターという商品名で2020年6月30日に発売する予定でした。
しかし、缶供給などの事情により発売が中止になってしまいました。
SNSで一部の方が試供品を飲んでいたのを見て羨ましく思っていました。
そんな中、2021年の4月のプレスリリースでNIPPON CLASSICAL BITTERとしてリリースされることが決定しました。
パッケージと商品名の表記が違うくらい(混合しないようにあえて変更したのかも?)で、内容はほぼ同じようです。
先述のプレスリリースによると、
本商品は、日本のビールの伝統的な原料と製法を採用し、沁(し)みわたる苦さを引き出した新ジャンルです。大正時代から続く伝統的なホップ「信州早生」を使い、昔ながらの製法である1回煮沸法(注1)でしっかりと麦汁の中で煮込むことにより、沁(し)みわたる苦みを引き出しました。
パッケージは、瓶ビールのラベルのような本格的で懐かしさを感じられるデザインに仕上げています。
当社はこの商品を通じ、お客様の家飲み時間の充実に貢献します。
(注1)仕込釜において、煮沸を1度行うことで麦のうまみを引き出す、ビールで用いられる伝統的な仕込方法。
単なるマーケティング用語として“日本”という言葉を使用するビールも見受けられる中、日本の伝統的な製法にこだわって作っているのはとても興味深いですね。
しかも、ビールじゃなくて新ジャンルでそれを行っているんです。
新ジャンルは、悪い言い方をすると、品質よりもリーズナブルであることが顧客に求められています。
また、普段使い用に自分の好みの銘柄を箱買いする人が多いため、限定醸造品、ましてや麦とホップなどの既成ブランドの派生とは別に商品を発売することはかなりリスクがあることだと思います
それにも関わらず、堂々と勝負に出るサッポロビールさんのこの潔い姿勢が好きです。
飲む前から勝手に高評価してます笑
そんな1年以上待った新ジャンルを味わってみましょう。
いざ乾杯!
いわゆるサッポロビールっぽい麦芽の香りが、気持ち弱めに広がります。
ホップの個性はそこまで感じません。
それでは乾杯しましょう!!
口の含むとりんごのような風味が口の中に広がります。
商品名から推察して刺激的なのかと思いきや、フルーティで飲みやすい。
鼻から麦芽の香りが感じられます。
正直なところ、そこまで苦くないです。
じゃあビターって何よ、って感じると思いますが、それは飲み終えた後に訪れます。
ビールが喉奥を通過すると、ピリッとした渋みが引き締めてくれるんです。
やさしい味わいの中、余韻を冗長させずにしっかりと締める。
何者にも媚びない、粋なクラシカルビター、そんな心意気が感じられます。
そういう意味で、全体の完成度がとても高い。
口当たりの軽やかさとアクセントのある飲み心地、飲み手を虜にするにはこれ以上の組み合わせはありません。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | [jinstar3. ] |
のどごしの良さ |
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感想
この新ジャンル、本当に驚きました。
なぜなら、新ジャンルとは思えないほどおいしかったからです。
ビールと比べて雑だな感じる新ジャンル特有のポイントがほとんど見当たらないんです。
それでいて、他のビールと比べても特色があり、NIPPON CLASSICAL BITTERならではのフルーティさと渋みという個性がしっかりと伝わってきます。
これはおいしい。
黒ラベルなどのサッポロビールの本流と比べると味わいが少し薄く感じるかも知れませんが、他社のビールとならボディや麦芽感に違和感を覚えません・
喉ごしも良いので夏にぴったりです。
間違いなく今年の定番としてこれから飲んでいくと思います。
ぜひ一度、手に取ってみてください。
https://www.kanpaidays.com/tc-spicy/