皆さんこんにちは。ビール好きのユタローです。
すっかり秋も深まり、温かい食べ物や濃厚な味わいのビールが恋しい季節になりましたね。
さて、今回の乾杯ビールはこちら!
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サントリー ザ・プレミアム・モルツ 〈甘美なコク〉
この「甘美なコク」という文学的なタイトルで登場するのは初めてですね。サントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」シリーズ、特に「香るエール」の特別版は、毎年秋に限定商品を出していますが、商品名が変わるので「あれ?去年のは何だっけ?」と戸惑う方も多いかもしれません。
おそらく、このビールは以前の「ザ・プレミアム・モルツ〈アンバーエール〉」などの秋限定フレーバーの2025年版として位置づけられているのではないかと思います。
パッケージから漂う非・プレモル感


まず目を引くのが、そのパッケージデザイン。プレモルらしい金色を基調としながらも、桃のようなピンク色がアクセントになっており、これまでのプレモルのイメージとは一線を画しています。
そして、PR文には「深みのあるコクと甘芳ばしい味わいのエールビール」と書かれており、期待が高まります。
秋の紅葉のような美しいルックス
グラスに注いでみると、まさに秋の紅葉のような褐色をしたビールが顔を出します。この色味だけで、もう「秋のビール」という雰囲気満点。見ているだけでワクワクしますね!
泡もほんのりと茶色がかっており、濃厚さを予感させますが、残念ながら泡の持ちはあまり良くない印象です。じっくりと味わうためには、少しずつ注ぐのが良さそうです。
グラスに鼻を近づけると、焙煎麦芽由来のほんのり香ばしく、甘いカラメルのような香りが漂ってきます。アルコール感も相まって、温かみのあるアロマです。
味わい:香ばしさ、苦味、フルーティーさの協奏曲
一口飲むと、その個性にハッとさせられます。
- 焙煎麦芽の香ばしさ: 焦がした麦芽の香ばしさが口いっぱいに広がり、すぐに「これは普通のビールではない」と感じさせます。
- 確かな苦味: ほろ苦さが鼻に抜け、飲み込んだ後には舌に苦味がしっかり残ります。この苦味は、まるで紅茶のような渋みを伴っており、味わいに深みを与えています。
- 香るエールらしいフルーティーさ: そして、その個性の強い味わいを爽やかにまとめてくれるのが、ベースとなる「香るエール」が持つフルーティーな香りです。
飲み始めから飲み終えた後まで、個性がしっかりと主張し続ける、非常にインパクトの強いビールです。ラガーにはないエールらしい香りを強調しつつ、焙煎麦芽の特徴であるカラメル感やほろ苦さを存分に引き出しているように感じます。
じっくりと楽しむためのビール
このビールは、「ガツンと一気に飲む」よりも「ゆっくりと味わいながら飲む」のに適しています。
ビアスタイルとしては、香ばしさと苦味からアンバーエールに近い印象を受けますが、そこに香るエール由来の華やかなホップの香りが後半に強く顔を出すため、まさに**「プレモル版アンバーエール」**といった表現がぴったりきます。
インパクトが強い分、500ml缶よりも350ml缶で、じっくりと楽しむ方が適量かもしれません。
また、紅茶のようなほろ苦さがあるため、意外にも甘いもの、例えばチョコレートやナッツ系のデザートとのペアリングも悪くないかもしれません。秋の夜長、温かい部屋でこのビールとスイーツを楽しむ…想像するだけで「甘美なコク」に包まれる気がします。
発売されたばかりのこの時期(10月下旬)にぴったりの、奥深く個性的な一本。ぜひこの秋の夜長に、「ザ・プレミアム・モルツ〈甘美なコク〉」で特別な時間を楽しんでみてください。
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