ユタローです、乾杯してますか?
沖縄県限定で発売されていたオリオンビール 78BEER(ナハビール)が、業務提携先のアサヒビールからついに全国発売されることになりました。
こちらは75(ナゴ)ビールの流れをくむオリオンプレミアムクラフトビールの一つです。
ようやく出会うことができた78BEER(ナハビール)で乾杯したいと思います。
- 南国情緒漂うフルーティな香り
- 苦みが強すぎない
- ホップと麦芽の個性が調和


ここで買いました
イオンで購入しました。
2022年5月17日より全国発売が開始したので、75(ナゴ)ビールのときのようにスーパーを中心に展開されるかもしれません。
アサヒビール オリオン78BEER(ナハビール)



こんなビールです
78BEER(ナハビール)は、もともと2021年4月に沖縄県限定で販売されたビールです。
オリオンビールさんのプレスリリースによると、
本商品は、2021年5月20日に迎える那覇市市制100周年を共に盛り上げる為、那覇市の一部商店街・通り会との共同開発により誕生しました。
缶体には那覇市のメインストリートである国際通りや、市花のブーゲンビリアをデザインし、那覇市制100周年記念事業ロゴマークを掲載、原料では6種類のホップを使用することで、花々を連想させるフローラルな香りが特長の商品となっております。
今回のビアスタイルは、ホップの香りや麦芽のコクが豊かに感じられる「ペールエール」を採用しました。
商店街と共同開発から生まれたビールとのことで、第一弾の75(ナゴ)ビールと同じような経緯を感じます。
パッケージも地元色がかなり強く、その商品名からも”地ビール”的な印象が伝わってきます。
ところで、2022年5月15日は沖縄県が本土復帰して50年を迎えます。
このタイミングで78BEER(ナハビール)が発売されたことは、本土復帰50周年とあながち無関係ではないのかもしれません。
いざ乾杯!
グラスに注ぐと、少し暗めの金色のビールが姿を見せます。
さらに、アメリカンペールエールらしい柑橘ホップの華やかな香りが漂ってきます。
あたかも、よなよなエールのような雰囲気を感じますね。
それでは乾杯しましょう!!
ボディは感じるものの、口当たりは至ってまろやか。
ホップ由来のライムのような香りが広がっていきます。
グレープフルーツの果汁を思わせる苦みが出てきますが、すっきりとしていて荒々しさはありません。
麦芽の風味もしっかり感じられ、鼻から麦芽の香りが心地よく抜けていきます。
飲んだ後に苦みが少し残り、ホップの香りとともに余韻を感じさせてくれます。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
感想
柑橘系の新鮮な香りがあふれるペールエール。
苦みが強すぎず、麦芽の香りもしっかりと感じられ、原料のそれぞれの要素をしっかりと感じさせてくれます。
コンビニやスーパーで買えるアメリカンペールエール代表格のよなよなエールと比べるとホップの香りの強さや苦みが抑えられていて、しっかりと差別化がなされています。
以前のオリオンビールといえば、他社の看板ビールと比べて飲みやすいという印象がありましたが、78BEER(ナハビール)にも亜熱帯・沖縄県ならではの飲みやすいビールに仕上げているのかもしれません。
まぁ、夏に暑いのは日本全国同じなので、汗ばむような陽射しの強い日の最初の一杯に飲みたいです。

