ユタローです、乾杯してますか?
プレモルの期間限定商品として、ザ・プレミアム・モルツ〈ホワイトエール〉が2022年5月27日より発売になりました。
このビールにはプレモル史上初めて小麦麦芽が使用されているんです。
なんか意外な感じですよね。
そんなザ・プレミアム・モルツ〈ホワイトエール〉で乾杯したいと思います。
- 南国情緒漂うフルーティな香り
- 苦みが強すぎない
- ホップと麦芽の個性が調和


ここで買いました
イオンで購入しました。
ザ・プレミアム・モルツ〈ホワイトエール〉


こんなビールです
ザ・プレミアム・モルツとしては原料に初めて小麦麦芽を使用した、ザ・プレミアム・モルツ〈ホワイトエール〉。
白いパッケージのプレミアムモルツは、夏のギフト向け商品として醸造家の贈り物を毎年発売していることから、なんとなく既視感を覚える人も多いのではないでしょうか。
また、ヱビスがヱビス プレミアムホワイトなどの”白ヱビス”を定期的に発売していることもあって、てっきりプレモルの白も出ているものだと思ってしまいます。
しかし、このパッケージを見ると、同じサントリーのオールフリーが頭に浮かんでくるのはなぜだろう笑
ホームページによると、
中味は、“ダイヤモンド麦芽”に加え小麦麦芽を一部使用することで、上質なコクとやわらかな口当たりを実現しました。また、欧州産アロマホップの特長を引き出し、エール酵母で発酵させることで、清々しい香りと心地よい余韻をお楽しみいただけます。
パッケージは、白色を基調に金色のグラデーションを入れることで、おいしいビールの液色となめらかな泡を表現しました。
プレミアムモルツのキーワードとも言える「ダイヤモンド麦芽」「欧州産アロマホップ」に加えて、「小麦麦芽を一部使用」という文言が新たに加わっています。
小麦麦芽とエール酵母を使用したビアスタイルといえば、ドイツのヴァイツェンが思い浮かびます
ヴァイツェンはドイツ語で白の意味。
正直、そんなに白いのかと疑って考えてしまいがちですが、ラガービールがそこまで作られていた時代においては、比較的白かったため”白ビール”と呼ばれていました。
ちなみに、ヒューガルデンに代表されるベルジャン・ホワイトは、小麦麦芽に加えて未発芽の小麦を投入することで、後者の小麦からにじみ出るたんぱく質と酵母が化学反応することで白く濁ったような色味を生み出しています。
まぁ、ホワイト○○を目にしたら小麦麦芽を使ったビールだと思っておけば大体あってます(ウィートエールもありますが…)。
また、ザ・プレミアム・モルツ〈ホワイトエール〉はエール(上面発酵ビール)ということもあり、どちらかというと<香る>エールの流れを汲んでいるのかもしれません。
いざ乾杯!
グラスからは、プレモルらしいハーブの香りが立ち込めます。
ビールの色は、心なしか、<香る>エールよりも明るみを帯びた黄色に見えます
それでは乾杯しましょう!!
飲んですぐ、ビールのまろやかさを実感します。
包み込むようなやさしさがあり、炭酸や苦みの刺激を感じません。
とはいえ、しばらくすると苦みがビシビシと現れます。
そこに小麦由来の甘やかさがほんのり感じられます。
ヴァイツェンのようなキリっとした感じはなく、マットな印象です。
後味は<香る>エールのピリッとした辛さが残りますが、本家に比べると幾分かマイルドに仕上がっていて、その分、コクが余韻となって感じられます。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
感想
基本的には<香る>エールがベースになっています。
しかし、小麦麦芽が加わることで角が取れ、飲みやすく、そして味わい深いビールへと変わりました。
そこまで甘さが強く出ていないので、食事と合わせて楽しむのもありではないでしょうか。
プレモルならではの軽やかな飲み心地と、飲んだ後に広がるコクがクセになるので、気づいたらあっという間に飲んでしまいます。
ぜひ白いプレモルを楽しんでみてください。

