ユタローです、乾杯してますか?
デンマークに拠点を構えながらも自らは醸造設備を持たず、世界各地のブルワリーとコラボし、画期的なビールづくりを行うミッケラー(Mikkeller)。
2021年に日本でのブリュードッグの販売代理店のウィスク・イーさんが取り扱うようになり、販売店舗がグーンと増えました。
成城石井はもとより、今ではイオンでも買えるんです。
今までよりも身近になったミッケラーより、今回はバースト IPAで乾杯してみたいと思います。
- パッションフルーツのようなほのかな甘い香り
- ジワジワと広がる草の香りと苦み
- IPAとは思えないほどスルスル飲める
ここで買いました
イオンリカーで購入しました。
購入時は、ミッケラーのビールを3本買うとグラスをもらえるというキャンペーンを実施していました。
もちろん3本購入しました。
そして、持ち帰ったグラスを見た妻が、これでコーヒー飲みたいとのことだったので、もう1セット購入しました。
ミッケラー(Mikkeller) バースト(BURST) IPA
こんなビールです
世界で人気を誇る、デンマーク発祥のブルワリー・ミッケラー。
自社で醸造設備を持たない”ファントムブルワリー”という形態をとりながら、世界各地のブルワリーとコラボして、独創的なビール造りを行っています。
ここ数年、日本の老舗ブルワリーの一つ、ベアレンさんとのコラボビールを毎年発売しています。
また、東京の渋谷と神田(期間限定)には店舗を構えています。
ちなみに、本拠地デンマークのコペンハーゲンにはRamen To Biiru(ラーメンとビール)という、ラーメンとビールによる異色の飲食店を2店舗運営しています。
2021年よりウィスク・イーさんが日本での販売権を取得したことにより、ブリュードッグを販売している店舗を中心に、様々なお店で見かける機会が増えました。
このバーストIPAも、店頭で比較的目にしやすいミッケラーのビールの一つです。
パッケージを見ると、左の人が口からシャボン玉を吹きかけています。
以前のパッケージでは、シャボン玉ではなくて風船ガムを膨らませていました。
そして、割れた風船ガムが隣の人の顔にかかるという、まさにバースト感満載のものでした。
飲む前から強烈過ぎて飲めないビールというイメージがついてしまうのをためらったためか、新たなデザインに変更したのかもしれません。
いざ乾杯!
ビールを注いだグラスからは、パッションフルーツとパイナップルの香りが広がります。
甘さを秘めながらも強すぎず、それでいて複雑さを感じさせてくれます。
それでは乾杯しましょう!!
口当たりが驚くほど軽やか!
すっきりとした飲み口で、いわゆるゴリゴリのIPAというよりもセッションIPAに近い雰囲気があります。
そして、ここからホップ由来の香りと苦みが個性を放ちます。
ビールを飲み込んだあとに草のような香りが強くなっていき、次第に苦みへと変わって舌に残っていきます。
飲む前に感じていた甘さもほとんど現れず、ドライな印象のままフィニッシュします。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
感想
このビール、不思議なほどスルスル飲める。
なんというか、ビールが口から喉奥に直行するような感覚がします。
それでいて、香りと苦みにも個性がしっかりと出ているのもおもしろいんです。
個性派ミッケラーの「バーストなIPA」という商品名を聞くと、一体どんな奇抜な味わいなのかと身構えていましたが、思ったよりもシンプルで、目立たせるところをしっかりと強調させたビールに仕上がっています。
そのため、たしかに軽やかで飲みやすいんですが、IPAとセッションIPAを比較したときに感じる物足りなさを感じないんです。
IPAの奥深さを再認識させてくれました。