- 150年以上前に誕生したカリフォルニアの地ビール
- 麦芽由来のカラメル感
- 発泡酒のように軽やかなビールが好きな人にオススメ
ここで買いました
スーパーで購入。
なぜか250円くらいで買えました。
やまやなど、三井食品の取り扱いの頃から販売しているお店もあります。
サッポロ アンカー スチームビール
- ブルワリー:アンカーブルーイング/Anchor Brewing
- 原産国:アメリカ
- ビアスタイル:カリフォルニア・コモン
- アルコール:5.0%
こんなビールです
2020年3月よりサッポロビールから国内が開始したビール。
以前は三井食品が輸入を行っていましたが、2017年にサッポロビールホールディングスがアンカー社を買収したことで販売元がサッポロビールになりました。
アンカーブルーイングは1854年にカリフォルニア州サンフランシスコで創業した歴史あるブルワリー。
このスチームビールはアンカーの看板商品で、一度は消えてしまったものの1965年に閉鎖寸前のアンカー社を買収した前社長のフリッツ・メイタグ氏によって半世紀ぶりに復活しました。
ビアスタイルはカリフォルニアコモン。
通常はビールを低温でゆっくり発酵させるラガー酵母をカリフォルニアの温和な気候で急激に発酵させたことに由来し、瓶の蓋を開けたときに勢いよく炭酸ガスが吹き出すことからスチームビールと呼ばれたそうです。
20世紀のアメリカではバドワイザーに代表されるライトラガーがビール市場を席巻してきましたが、アンカー スチームビールはその個性的な味わいがファンを魅了し、幾度となく訪れた危機を乗り越えてきた粘り強いカリフォルニアの地ビールなんです。
いざ乾杯!
開栓すると、発泡酒のように軽やかな麦芽の香りが漂ってきます。
日本のビールに飲み慣れている人からすると、違和感なく口に運べます。
それでは乾杯しましょう!!
このビールの特徴は麦芽!
ライトボディで口に馴染みやすい一方で、カラメルを感じさせる濃厚な麦芽感が広がります。
香りも麦芽由来のものを感じますが、開栓時のように軽やかでキツくなく、爽やかに飲めます。
しかし、飲み終わってからが本番!
かなりの強烈な渋みが舌に走ります。
その渋みと麦芽のカラメル感が混ざり合うことでバランスのよい香ばしさが生まれます。
ところがこの余韻は繊細で、長続きせずに口の中に消えてしまいます。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
感想
スチームと言われるような炭酸バリバリなインパクトはありませんでしたが、最初に感じる発泡酒のような軽やかな香りからは想像できないような麦芽のうまみが引き立ったビールです。
軽やかで飲みやすいけど、しっかり個性が立っています。
特に、飲み終えるころに感じる渋みと麦芽のカラメル感の香ばしさがアクセントになっていておもしろい。
苦みも弱いので、ホップ系ビールが苦手な人にオススメです。