こちらは2019年の商品です。
2020年のアサヒビール アサヒ ザ・ダブル ピルスナー&エールはこちらになります。

ピルスナーの喉越しとコク
エールの香りと飲みごたえ
2つの個性が織りなす、一風変わったビールが2019年も再登場!
ここで買いました
ファミリーマート限定商品のため、近所のファミマで購入。
350mlと500mlの缶で販売されています。
結構在庫に余裕がありそうでした。
※こちらは別のダブルです。
アサヒ ザ・ダブル ファインブレンド


- ブルワリー:アサヒビール
- 原産国:日本
- ビアスタイル:
- アルコール:5.0%

こんなビールです
ピルスナー(ラガー)とエールという発酵酵母が全く異なるビールを、大手メーカーのアサヒビールが製造するという、昨年度肝を抜かれたアサヒ ザ・ダブルがまさか帰ってきました。
この試みは日本初なんだそうです。
まぁ確かに、ビールの故郷ヨーロッパだと、ラガーが誕生した時に既に試してそうですもんね。
おそらく「発酵方法の違うビールを混ぜて売ったらおもしろいんじゃね?」的なところから生まれた企画なのかと思いますが、どうやって作っているのかとても気になります。
アサヒビールの淡色エールで、そこそこの生産量があって流通しているものというと隅田川ブルーイング ゴールデンエール(現在は業務用のみ)が思い浮かびます。
アサヒ ザ・ダブル ファインブレンドと隅田川ブルーイング ゴールデンエールが、同じアサヒビール名古屋工場で作られていることを考えるとアサヒ ザ・ダブル ファインブレンドのエールはこれの気がします。
ピルスナーの方は、まぁスーパードライじゃないでしょうか。
あとは、どんな比率でブレンドしているのかも知りたい。
でも、あまりアサヒさんはこの辺りの情報を発信していないので謎のベールに包まれたままです。
(同様にファミマ限定品を製造するサッポロビールは、ガンガンPRしています)
いざ乾杯!
開栓すると、やや酸味を含んだ香りが立ち上がってきます。
あまりスーパードライよりも、気持ちフルーティになっている気がします。
それでは飲んでみましょう!
お、特徴がわかりやすく、それでいてクッキリと浮かび上がってくる。
口に含むと甘みが現れて、さらに口内で回していると麦芽のコクがにじみ出てきます。
ただし、それほど強烈には出ていないので、飲んでいて嫌な感じはしません。
やっぱり個性を一番感じるのは、このビールを飲み込んだとき。
アサヒさんらしく、すーっと口の中に溶けていくんですが、舌にはマットな感じの存在感が残ります。
このスッキリ感のない感じが、キレのアサヒとは違う一面を見せてくれるんです。
これはなかなかお目にかかれない。
そして、飲み終えた後には、苦みがほのかに広がっていきます。
飲み進めていくと、麦芽の香りが強くなるので、変化を楽しんでも面白いですね。
香りの強さ | |
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苦味の強さ | |
酸味の強さ | |
甘みの強さ | |
のどごしの良さ |
※こちらは別のダブルです。
感想
全体的には、昨年のアサヒザ・ダブル ピルスナー&エールからの大きな違いは見えませんでしたが、相変わらずインパクトが強いビールです。
結局、ピルスナーなのかエールなのかですが、私が飲んだ感じ、エールとしての存在感が強い気がします。
というよりも淡色系だと、香りやボディの点でエールにの方に分があるのは仕方ないことではないでしょうか。
でも、ビールを混ぜて飲むなんて発想があまりなかったので、こういう楽しみ方もありなのかもしれないですね。
多様性に対する新たな視点をくれた貴重なビール。
個人的には、このブレンドビールをシリーズ化してほしいです。