ユタローです、乾杯してますか~?
様々な種類のビールを販売しているお店に行くと、どれを買おうか迷いませんか?
特に、外国のビールは、飲んだことのあるブルワリー以外は何を飲んでよいのか本当にわからない。
そこそこ値が張るけど、このビールうまいの?ここのブルワリーは何が得意なの?
考えると店頭で時間ばかりが過ぎてしまいます。
そんな時、ガツンとしたアメリカIPAが飲みたい人におすすめしたいのがローンパインのブライトサイドIPA。
苦みも増し増しな、ド直球ビールを紹介しましょう。
- ホップの香り満載
- 渋皮感の強烈な、ヘビー級の苦み
- アメリカIPAが飲みたいときにおすすめ
ここで買いました
ユナイテッドネイチャー川口店さんで購入しました。
ブライトサイドIPA
こんなビールです
アメリカのクラフトビールのメッカ、メイン州ポートランドを拠点とするローンパイン。
アメリカンスタイルのペールエールやIPA、ハードセルツァーなど、まさにアメリカのブルワリーと言わんばかりの現地で人気のビアスタイルを醸造しているブルワリーです。
最近は、ナガノトレーディングさん経由で輸入されたDIPAやサワーエールが店頭によく並んでいるのを見かけます。
そういう意味では普通のIPAがこのブライトサイドIPAくらいしかなく、むしろそのことが気になったので購入しました。
パッケージに描かれた、朝日に向かって飛び立つカモメを見ていると海辺で過ごす夏の日が頭に浮かび、何かが始まりそうでワクワクしてきます。
さて、このビールは、いわゆるアメリカンペールエールの代表格ともいわれているシトラ、センテニアル、ウォーリアーが使用されていますが、その中にファルコナーズフライトという、変わった名前のホップがあります。
ファルコンが飛ぶのかな?なんかカッコイイですよね。
Hopplistさんの記事によると、このホップはアメリカで品種開発されて2010年に販売が開始したホップで、アメリカの醸造家グレン・ヘイ・ファルコナーにちなんで名付けられたそうです。
グレン・ヘイ・ファルコナーは自家醸造からビールづくりをスタートし、ローグ醸造所など様々なブルワリーで腕を磨いたそうですが、2002年になくなりました。
さらに、グレン・ヘイ・ファルコナー基金を立ち上げ、醸造を学ぼうとする人々への奨学金のサポートを行っています。
ビール造りへの奨学金って、ビール醸造を教える学部・学科のない日本では信じられないですよね。
そんなビール界の巨匠の名前が付けられるくらいのホップですから、ビールにどんなインパクトをもたらすのか、飲む前からワクワクしてきます。
いざ乾杯!
グラスに注ぐと、電球のような暖かみのあるオレンジ色のビールが現れます。
うわっと感じる濃ゆいホップの香り。
まさにアメリカのIPAと言って申し分ないです。
それでは乾杯しましょう!!
味わいは濃厚。
熟したメロンのような香りと甘みが広がります。
また、ホップの香り・苦みともに強めで、時折、チョコレートのようなほろ苦さが顔を出します。
苦みは徐々にグレープフルーツの渋皮のような強烈なものへと変化し、抜群の飲みごたえを感じさせてくれます。
何度かビールを口にすると柑橘系の香りが多重層に感じられ、飲むたびに様々な表情を見せてくれます。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
感想
ぎっしりと詰まったようなホップの香りと、これでもかと言わんばかりの重力を帯びたような苦み。
まさに本場のアメリカンIPAといった感じです。
最近は濁りのあるヘイジーIPAや、すっきりとした味わいのウェストコーストIPAを見かける機会が増えましたが、こういうド直球のIPAもたまに飲みたくなりますよね。
インパクトが強い分、体へのダメージも大きいですが笑
ガツンとしたアメリカンIPAが飲みたい!、そんな気分のときにマストな一本です。