- すっきり軽快な喉越し
- カリスタホップによる花のような甘い香り
- コクがあり心地よくフィニッシュできる
ここで買いました
発売日にスーパーで購入。
コンビニにも並んでいたので容易に入手できます。
クリアアサヒ 桜の宴〈2021〉
- ブルワリー:アサヒビール
- 原産国:日本
- ビアスタイル:
- アルコール:5.0%
- ホップ:カリスタ
こんなビールです
例年は2月半ばくらいの発売でしたが、今年は1月中に販売がスタートしています。
2021年の1月は3月並みの気温の高い日もあれば寒さの厳しい日もあって寒暖の差が激しく、場合によっては2月に桜が咲くことすらあり得てしまうかもしれません。
そんな地球の気候変動を見越したうえでの発売なのでしょうか。
さて、2021年の春の宴はプレスリリースによるとドイツ産のカリスタというホップを一部使用しています。
このカリスタなんですが、実はプレモルの〈香る〉エールでも使用されているんです。
なるほど、〈香る〉エールの香りって柑橘の中に花のような淡い甘さが感じられるのでまさに春にぴったりですよね。
ところで、ドイツニュースダイジェストさんの記事によると、カリスタは2016年5月にバイエルン州立農業研究所付属ヒュールホップ研究所よりリリースされた比較的新しい品種で、ドイツの伝統的なスタイルではなく、アメリカで次々に提案されている新種のIPAなどの新しいビアスタイルでの使用を目的にしているそうです。
確かに、通常のプレモルはドイツの伝統ホップのザーツによる苦みが際立ち、〈香る〉エールはカリスタのフルーティな甘い香りが感じられ、伝統と革新とで商品コンセプトを線引きし、限定ビールなどを含めてそれぞれにあったビールづくりを行っているのかもしれません(知らんけど笑)
閑話休題。
今回はクリアアサヒ。一足早い春を味わってみましょう。
いざ乾杯!
鼻を近づけると通常のクリアアサヒでよく感じられる穀物っぽい香りが漂ってきます。
ビールの色味にも特段の変化を感じません。
それでは乾杯しましょう!!
アサヒビールさんらしく、口に含んだ途端に強炭酸と辛さが舌をピリリと攻めてきます
口溶けもよく、すっきりと喉を通っていく感覚。
しかしなんだろう、いつもよりもコクがあって、麦芽の味わいが口の中に広がっていきます。
さらに鼻からカシスのようなフルーティな香りが抜けていき、ビールに奥行きを与えています。
飲み込んだ後も、舌の上にはギュッとした苦みが残るため、ただの辛口すっきりでは終わらない。
日本酒のような甘みだったりと麦芽のコクがしばらく感じられるので、心地よい余韻に浸ることができます。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
感想
クリアアサヒは僕の中で合う合わないが大きいのですが、今回は大当たりでした。
アサヒビールさんらしい飲みやすさをそのままに、ホップの個性が存分に感じられ、しっかりとした飲みごたえもあります。
それにこのカリスタの甘やかな香りが春にピッタリなんですよね。
これは花見に行きたくなるわ。
ユタローの一押しで限定発売中のサントリー ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール ダイヤモンド麦芽〈初仕込〉2021とぜひ飲み比べてみてください。