- 口の中で弾けるように広がるホップの香り
- 飲んだ後も清涼感があってスッキリ
- ビールビギナーでも楽しめる

ここで買いました
発売日にマルエツで購入。
同日発売のブリティッシュエールタイプも大量に並んでいました。
2本並ぶと、なかなか見栄えが良いですね。
クラフトスタイル アメリカンタイプ


- ブルワリー:アサヒビール
- 原産国:日本
- ビアスタイル:新ジャンル(アメリカンペールエールモデル)
- アルコール:5.0%
こんなビールです
アサヒビールから発売されたクラフトスタイル アメリカンエールタイプ。
パッケージには、アメリカ西海岸のビーチが描かれています。
なんとも爽やかですね。
一瞬、これを思い出しました笑

さてさて、アメリカのビールというと、何が思い浮かびますか?
身近に売っているものだと、バドワイザー。
アメリカ生まれで、国内シェア1位を占めているビールです。

バドワイザーはコクが控えめのライトラガー。
かなりスッキリしているので、日本の大手4社のビールに飲み慣れていると味が薄いように感じます。
続いて全米シェア2位のビールはミラー。
こちらもバドワイザーと同様にコクの少ない味わいが特徴です。
こう考えると、アメリカのビール=物足りない、というイメージを持つ人が圧倒的に多いのではないでしょうか。
しかし、これはアメリカのビールの一面にしか過ぎません!
アメリカはクラフトビール大国と呼ばれ、マイクロブルワリーが多種多様なビールを作り、競い合う文化が根差しています。
その中でもIPAは、ホップをガンガン効かせたものから、果実感があふれるジュースのようなものまで様々で、日々、新しいビアスタイルが生まれているんです。
クラフトスタイル アメリカンエールタイプは、そんなアメリカの新しいビール文化を背景に、ホップによる華やかな香りづけを行なっているのが特徴です。
ビールと新ジャンルでは麦芽の使用比率が異なるため、限界はあるにしてもどこまで近づけるのか、ほのかな期待を持ちつつ飲んでみたいと思います。
いざ乾杯!
鼻を近づけると、レモングラスのようなハーブの香りをほのかに感じます。
少し酸味もあり、アルコールや麦芽感があまりないので爽やかなんです。
それでは乾杯しましょう!
おぉ、フルーティなホップの香りが一気に広がっていく。
口の中にホップの香りが膨らんでいき、喉に流れていくときに香りがまたもうひと押し弾けます。
あと、ビールを口の中に流し込んでみるとオレンジを感じます。
これはなかなかイイ感じですね。
ただし、ボディは軽めで、飲み込んでしまうと拍子抜けしたようにインパクトがなくなってしまうのが正直残念。
全体を引き締めるような苦みもなく、やや物足りない部分もあります。
飲んだ後は清涼感のあるホップの香りが長いこと持続します。
ややアルコールっぽい臭いも感じるけど、これはこれでうまくまとまっていているので良いのではないでしょうか。
香りの強さ | |
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苦味の強さ | |
酸味の強さ | |
甘みの強さ | |
のどごしの良さ |
感想
麦芽感はあまりないんだけど、かと言ってレモン系の副原料を入れたビールのように酸味や甘みが強調されていないので、程よいバランスが飲みやすさを加速してくれます。
あとホップの草っぽさもほとんど気にならないので、ビギナーにとっても香りが親しみやすくてよいですね。
冬場の空気の乾燥で、冷たい飲み物を一気に飲みたい。
このクラフトスタイル アメリカンエールタイプは、そんな気分の時にまさにピッタリです。
ぜひ、夏まで頑張って生産し続けてほしいですね。
