- ヘビーなアルコール10.5%
- 干しブドウのような奥深い甘み
- 辛口赤ワインのようにドライ
ここで買いました
そごう川口のお酒売り場で購入。
(2021年2月28日をもって閉店)
(2024/12/08 18:33:50時点 楽天市場調べ-詳細)
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グーデンドラーク/Gulden Draak
- ブルワリー:ステーンベルヘン醸造所(Steenberge)
- 原産国:ベルギー
- ビアスタイル:トリプルダークエール
- アルコール:10.5%
- 副原料:ワイン酵母(二次発酵時に添加)
こんなビールです
白い陶器のような瓶に見えますが、こちらはペットボトルと同じようなラベルが貼られていて、瓶自体は通常と同じ茶色です。
グーデンドラークとは日本語で「黄金の龍」
このビールは、700年以上前から醸造所のあるベルギーのゲントの鐘楼にそびえ立つ守護神のドラゴンをモチーフにしています。
このドラゴンは元々、1111年に北欧のバイキングの王シグリッド・マグナソンが十字軍に参加する際に航海した船の船首で、戦後にローマ皇帝に献上、紆余曲折を経て1382年にゲントに渡り、以降は守り神としてゲントの鐘楼に置かれることになったようです。
パッケージに船が描かれているのはこうした理由があったからなんですね。
それにしても、アルコールが10%以上あり、ベルギービールの中でも高アルコールの部類に入ります。
ワイン酵母を加えて瓶内で二次発酵を行っているのも特徴です。
いざ乾杯!
オレンジピールの爽やかな甘い香りが漂います。
グラスに注がれたビールは黒に近い赤みを帯びていて、泡立ちはかなり良く壁面にもぶくぶくと泡ができます。
まだまだ発酵している最中だったのかも知れませんね。
それでは乾杯しましょう!!
口に含むとまるでコーラを飲んだかのように炭酸がものすごい勢いでシュワシュワと立ち上り、程なくして蒸発するように溶けていきます。
トリプルという麦芽量を通常の3倍入れて発酵させたビールだけあって、干しブドウのように凝縮した甘みがずっしりと感じられます。
一方でアルコール由来の辛さが広がるので、口の中がドライになります。
この辛さ、なんとなく辛口の赤ワインを飲んだ時の後味のようにクッときたりもします。
時折、ビターなチョコレートのような香ばしさが鼻を抜けていきます。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
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感想
重厚というか、とにかくヘビーなビール。
舌に振れた時のアルコールの辛さだけを取ったらブランデーに近いと言っても良いかも知れません。
とはいえ、この発泡の強さやベルギービールならではの濃厚かつ複雑な甘みは、やはりビールだからこそ味わえるんでしょうね。
たまには強めのベルギービールでまったりしたいなぁという気分の時にピッタリな一杯。
また、お酒が好きで、いつもは3杯目以降に焼酎やウィスキーを飲む方に変わり種として飲んでみてもおもしろいかもしれません。