- すっきりとコク深さの2つの顔を併せ持つ
- 優しく続く苦みの余韻
- 家庭で「一度注ぎ」に挑戦
【2020年12月発売】サッポロビール 銀座ライオンビヤホール スペシャル

ここで買いました
セブンイレブンで購入。
サッポロビール 銀座ライオンエールなどはコンビニ限定販売でしたが、今回はスーパーや酒屋でも購入できます。
(2025/03/17 04:57:44時点 楽天市場調べ-詳細)
サッポロビール 銀座ライオンビヤホール 達人の生



- ブルワリー:サッポロビール
- 原産国:日本
- ビアスタイル:ピルスナー
- アルコール:5.5%
こんなビールです
サッポロビールの銀座ライオンビヤホールシリーズ。


数量限定ですが、全国で買えるようになりました。
プレスリリースによると、
株)サッポロライオンの代表的店舗、現存する日本最古のビヤホール「ビヤホールライオン 銀座七丁目店」のビール注ぎの達人「井上克己(いのうえかつみ)」が注ぐ伝統の「一度注ぎ」生ビールの美味しさを追求し、苦みを抑えた味わいと、すっきりとしたのどごしを実現しました。
井上克己氏は、ビヤホールライオン 銀座七丁目店のカウンター総責任者として「会いに行ける」ビールマイスターの一人です。
ちなみに、ビヤホールライオン 銀座七丁目店は以前の記事でも紹介しました。

それにしても、「一度注ぎ」って何が違うのでしょうか。
サッポロライオンのホームページによると、
飲食店で一般的に使用しているビールサーバー(ビールを注ぐ器械)は、ビールの液体と泡を別々に抽出するタイプです。この生ビールの注ぎ方は、最初にビールの「液体」を注いでから、最後に作った「泡」をのせます。
「銀座ライオン」で使用しているビールサーバーは仕組みがちょっと違っていて、「注ぎながら泡を作る」という注ぎ方にこだわっています。
これが伝統の「一度注ぎ」です。まずグラスやジョッキを11~12度に傾け、抽出口から勢いよく出るビールを、グラスの内側面で静かに受けて、左回りの渦を作ります。この瞬間、細かな泡が広がって液体内は白っぽくなります。
グラスをビールで満たし、渦の回転がゆっくりになると、液体内に広がっていた泡がビールの表面に上がり、ふんわりとした泡の層ができあがります。「一度注ぎ」のポイントは、注ぎながらグラス内でビールを回転させることにより、余分な炭酸ガスを抜き、雑味を泡に閉じ込めることで、すっきりとしたのど越しと苦みの少ないビールに仕上げます。 「ビールは苦くて飲めない」というお客様からも「銀座ライオンの生ビールなら飲める」というお声をいただくほどです。
なるほど、「注ぎながら泡を作る」というやり方は、購入した缶ビールをグラスに入れて泡立てて飲む方法と似ていなくもないですね。
そういう意味では、このサッポロビール 銀座ライオンビヤホール 達人の生は、家庭での再現性を大切にしているビールなのかもしれません。
あと、ビールを泡立てて注ぐと、泡が苦みを吸収してビール自体がマイルドになるということは何となく知っていましたが、プロの「注ぎ人」は炭酸ガスを抜くためにやっているんだとわかると、なかなか感慨深いものがあります。
いや、ビールって深いっすね。
さてさて、こちらのサッポロビール 銀座ライオンビヤホール 達人の生は、12月9日より全国のビヤホールライオン・銀座ライオンで飲むことができます。
この機会に「本物の達人の生」を飲んでみるのも良いかも知れませんね。
いざ乾杯!
ということで、今回はサッポロビールのジョッキで乾杯。
こちらは近所の酒屋さんが在庫セールをやっている時に150円くらいで購入しました。
他のグラスも買い過ぎて、家での置き場に困っているというのはナイショなわけで…
さて、ジョッキに注ぐと、しっかりとした麦芽のコク深い香りが感じられます。
何よりもこの色がいいですよね。ガッツリ飲めと背中をおしてくれるように感じます。
それでは乾杯します!!
口に含むと麦芽の甘みを感じます。
しかし、その甘みが口の中に広がったり滞留するわけでもなく、すぐさま辛口な苦みが押し寄せてくるので、飲んでいるとドライな印象がとても強いんです。
さらに、飲んだ後には「苦過ぎない苦み」が長く続いていくので、苦みに急かされてつまみに箸を伸ばす必要もなく、ゆっくりとビールの余韻につかることができるんです。
そして、何よりも特徴的なのが、口で回した時に感じられるふくよかな味わい。
アルコール感と深みのある麦芽のコクが広がり、そこに苦みが入り混じることでビターで奥行きのある味わいを堪能することができます。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
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感想
この銀座ライオンビヤホールシリーズにハズレはないんですけど、今回の達人の生は大当たりでした。
日本の大手のビールって、ドライな爽快感をウリにしたものと、ライトボディだけど麦芽と苦みを前面に押し上げたものの2パターンのイメージが強いんですけど、このビールは両方の特徴が感じられるんです。
こんな特徴のビールが、お手頃価格で全国販売されることなんか滅多にありません。
ぜひ家で達人の味を再現してみましょう!