ユタローです、乾杯してますか?
- 小麦の個性がしっかり出ている
- 辛口で清々しい
- 奥行きがあって満足度が高い
ここで買いました
イオンで購入しました。
比較的、手に入りやすいです。
サントリー ザ・プレミアム・モルツ 〈ジャパニーズエール〉ホワイトエール
こんなビールです
今年も発売された”白いプレモル”。
香るエールの名称変更に伴い、ザ・プレミアム・モルツ 〈ジャパニーズエール〉ホワイトエール」という商品名になりました。
プレスリリースによると、
「磨きダイヤモンド麦芽」に加え小麦麦芽を一部使用することで、やわらかな口あたりを実現しました。また、欧州産アロマホップの特長を引き出し、エール酵母で発酵させることで、初夏に合う清々しい香りに仕上げています。
原料に小麦麦芽とエール酵母を使用したホワイトエール。
また、ドイツの伝統的なビアスタイルのヴァイツェンは、小麦麦芽とラガー酵母を組み合わせたビールです。
発酵方法の違いでこの2つのスタイルはしっかりと分岐しています。
しかし、小麦麦芽を使ったエールのビアスタイルは、ホワイトエール以外にも多数存在します。
例えばベルジャンホワイト。
こちらも小麦を使用したエールですが、副原料にスパイスを利用するなどの特徴があります。
その他にも、アメリカのビアスタイルのウィートエール。
読んで字のごとく、小麦(ウィート)を使用したエールです。
こちらはアメリカンホップを強めに効かせているため、柑橘の香りが強く感じられます。
こう考えると「小麦×エール」によって様々なビアスタイルと定義があります。
単純そうに見えてかなり奥深いですよね。
でも、小麦を使った明るみのある色のエールは「ホワイトエール」と考えて良いんじゃないかと、素人的にはいつも思ってしまいます笑
いざ乾杯!
グラスに注ぐと、普段のジャパニーズエールと同じ色みのビールが姿を現します。
ジャパニーズエールで感じられるホップ由来のオレンジの香りは控えめで、小麦の甘やかな香りが強く出ています。
印象的にはヴァイツェンに近いですね。
それでは乾杯しましょう!!
キリっとした味わいのビールが口の中に入ってきます。
もともとジャパニーズエールは辛口なビールですが、さらに引き締まった印象です。
さらに、口に含むと同時にフルーティな香りが広がっていきます。
この香りには桃やブドウのような甘みが感じられます。
ドライでありながら柔和な部分もあって、緩急の付け方が絶妙ですね。
また、どういうわけか満腹感が強いです。
プレモルといえばライトボディなのに、かなりずっしりとした飲みごたえを感じます。
飲み込んだ後もしっかりと辛口で締めてくれるので、エールでありながらラガーのヴァイツェンのような雰囲気があります。
小麦の香りも終始感じられます。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
感想
小麦の香りや甘みが、ジャパニーズエールの持ち味に負けることなくしっかりと主張しています。
フルーティなホップの香りと小麦の香りの強弱加減が絶妙で、香りをかぐだけでも奥行きを感じさせてくれます。
喉にビールを通過させた後に、エールならではのマットな後味が残りますが、
それでいて、口当たりがドライで清々しく、さらにキリっとした辛口な味わいがビールの輪郭を整えてくれるので、終始、シャープな印象を感じます。
香りを楽しみながら飲みたい1本です。