ユタローです、乾杯してますか。
今回乾杯したのは与謝野de昼寝 (Yosano de Siesta)という、かわいらしさ満載のビール。
京都にある人気ブルワリー京都醸造さんの、京都にフォーカスしたご地愛シリーズ第二弾です。
ご地愛シリーズとは、京都を大切にしている人や組織のスポットライトを当てたビールでありながら、ビールのスタイルなどの詳細をビールの常設販売店から意見を募ってビールを造るという、挑戦的な取り組みです。
私見ですが、ここのところ、酒屋さんやボトルショップで京都醸造さんのビールを目にする機会が増えていますし、流通大手の成城石井やイオンリカーの店頭でも販売されています。
ビールイベントの開催がないため、今までのように京都醸造さんのビールをプラカップで飲む機会は無くなりましたが、以前と比べて購入しやすくなったように感じています。
また、このビールには、7月に与謝野町で収穫されたばかりの新鮮なホップを原料として使用しているのが大きなポイントです。
そんな与謝野de昼寝 (Yosano de Siesta)、飲んでみましょう。
- レモングラスのようなホップの香り
- フルーティな酵母の風味
- 個性的だけど喉越し爽快で飲みやすい
ここで買いました
日ノモトビアパーラーさんで購入しました。
与謝野de昼寝 (Yosano de Siesta)
こんなビールです
このビールは京都与謝野ホップ生産者組合さんによって生産され、7月に収穫されたばかりのホップが使用されています。
ビールの世界では、その年に収穫された新鮮なホップを使用したビールのことをフレッシュホップビールと呼んでいます。
というと大手のビールを想像する方も多いと思います。
もっとも、これらのビールは、もともとのビールがあるうえで原料として新鮮なホップを使用したものです。
しかし、多くのクラフトビールブルワリーでは、フレッシュホップの個性ありきでビールのスタイルや酵母、アルコール度数などの全体像を設計しています。
また、ホップは生ものなので、その年によって取れ高や風味が変化をするため、ブルワーさんの腕の良さによってどんな個性が引き出せるかが左右されます。
フレッシュホップビールにはそんな楽しみ方があるんです。
そんなホップとビールの魅力を発信しているのが、日本産ホップ推進委員会の主催するフレッシュホップフェスト
ここ2、3年は台風や感染症防止の影響で行われていませんが、以前はビアフェスなども開催していました。
それだけフレッシュホップには魅力があり、多くのビール好きから支持されているわけです。
ユタローもその一人なので、店頭でこのビールを見つけて購入を決めました。
あと、京都醸造さんのセゾンは、一期一会など個性的なものが多く、味わいを予想できないけど外れなしという印象を持っています。
それに、なんといってもこのパッケージがかわいいじゃないですか。
こちらはクラフトビール界隈の重鎮・日本ビアジャーナリスト協会代表藤原ヒロユキ氏によるイラストです。
ちなみに藤原さんは日本産ホップ推進委員会の委員です。
こんな素敵なイラストを眺めてたら、ビールを飲んで昼寝したくなりますよね。
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いざ乾杯!
グラスに注ぐと、濁りのある、白を帯びた黄色のビールが姿を現します。
レモングラスや薬草のような香りを漂わせつつ、チーズのようなアクセントのある酸味も感じられます。
それでは乾杯しましょう!!
口当たりはとても爽やかで、強炭酸がリフレッシュさせてくれます。
この発泡の強さから京都醸造さんらしさを感じますね。
ほどなくしてセゾン酵母特有の複雑な香りが口内に広がっていきます。
かなりフルーティな印象。
だけど、フルーツを副原料に使っていないんです。
飲み込んだ後も複雑な香りが鼻に感じる一方、口の中はドライに切れ上がります。
苦みはほとんどありません。
そして、わずかに残る甘みが、もう一口飲みたいなという気持ちにさせてくれます。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
感想
ホップ由来のハーブっぽさや草っぽい香りと、セゾン酵母の複雑でフルーティな香りが、お互いの良さを壊すことなく、自然にマッチしています。
さらに、これらの個性的な香りが際立ちながらも、全体的にはすっきり爽快なビールになっています。
人によってはハマる味わいかもしれません。
また、ベルギービールの複雑な風味は好きだけど、ちょっと重たいのは苦手だなという人にもオススメ。
飲み終えた後の気持ち良さは、まさに夢見心地。
残暑の厳しい昼下がりに飲みたくなるビールです。