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アサヒビール アサヒ生ビール マルエフ【評価・口コミ・レビュー】ブレない麦芽のやさしい香りとコク

アサヒビール アサヒ生ビール マルエフ【評価・口コミ・レビュー】

ユタローです、乾杯してますか。

ところで皆さんは“アサヒのマルエフ”をご存じでしょうか。

アサヒビールの業務用向けのビールで、一部の飲食店でのみ飲むことができます。

こちらのマルエフ、もともとは缶ビールとして流通していて、一般の酒屋さんやスーパーで買うこともできました。

マルエフの誕生は1986年。そして、アサヒビールの代名詞と呼ばれるスーパードライの登場したのが1987年です。

その後のスーパードライの快進撃により、取り残されてしまったマルエフ。

当時の販売実績では輝かしいものを築くことができませんでしたが、このビールにしかない魅力があり、だからこそ今でも飲食店での提供が続いているわけです。

だからこそ、ビールの多様性への理解が広まりつつある2021年に、アサヒビールはアサヒ生ビール マルエフを缶ビールとして再度販売を開始しました。

CMに新垣結衣さんを起用するところからして強い意気込みが伝わってきます。

さらに販売目標は150万ケース

キリン秋味が51万ケース(2021年予定)を目標にしていることを考えると、その規模の大きさがわかりますよね。

今回は2021年9月14日発売のアサヒビール アサヒ生ビール マルエフを楽しんでみたいと思います。

【9/17追加】アサヒビールのプレスリリースによると、アサヒ生ビール マルエフは「想定を上回るご注文に対し商品供給が追い付かないため」、一時休売することが決定しました。

出荷の計画はあるものの、再開時期は未定なため、店頭で見かけたらすぐに購入することをおすすめします。

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  • 苦味控えめ&辛くない
  • やさしい麦芽の香りとコク
  • 芯の通ったブレないビール
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ここで買いました

スーパーベルクで購入しました。

発売は9/14ですが、3日前ぐらいから販売を始めているお店が出ているようでした。

CMに力を入れているため、アサヒビールさんとしても発売日までには必ず納品したいという思いがあったのかもしれませんね。

アサヒ生ビール マルエフ

アサヒビール アサヒ生ビール マルエフ【評価・口コミ・レビュー】
ビール詳細
  • ブルワリー:アサヒビール
  • 原産国:日本
  • ビアスタイル:ピルスナー
  • アルコール:5.0%
  • スーパードライ一覧アサヒビール一覧

    こんなビールです

    発売2日前にスーパーベルクに足を運んだところ、通路沿いの台で大きく陳列されているアサヒ生ビール マルエフを発見。

    まずは、このパッケージを見てください。

    アサヒビール アサヒ生ビール マルエフ【評価・口コミ・レビュー】

    ゴールドで輝かしい!

    文字がレトロ調でおしゃれ!

    不死鳥がアイコンっぽくてかわいい!

    アサヒビールのパッケージは「Asahiロゴ」が小さい方が美しいと常日頃から力説しているユタローですが、今回はまさにそれを象徴するかのようなデザイン。

    この金色の光沢が放つ高級感に、神々しさすら感じ入ります。

    マルエフという名前の意味

    そんな、アサヒのアサヒ生ビール マルエフですが、どうしてこんな記号みたいな名前なんでしょうか

    プレスリリースによると、

    1986年の発売前、商品を開発する際の社内での呼称である開発記号として“幸運の不死鳥(FORTUNE PHOENIX)”を由来とする“マルエフ(F)”と名付けられました。

    つまり、アサヒ生ビールという商品の開発記号マルエフだったわけです。

    こういう裏設定ってオタク心をくすぐりますよね。

    また、時はスーパードライの発売前の時代。

    ビール業界の中でのシェアが1ケタ台で不振にあえいでいたアサヒビール従業員の方が、新しく開発されたビールに社運を託すのも当然かもしれません。

    ちなみに、当時の状況はアサヒビール元社長の瀬戸雄三さんの『月給取りになったらアカン―私の履歴書』を読むとリアルに感じられます。

    営業をしている人にもおすすめです。

    アサヒ生ビールの歴史

    前述のように、アサヒ生ビール マルエフは1986年に発売されました。

    その歴史は、プレスリリースによると、

    ■1984年~1985年:5,000人の嗜好調査を実施。「苦くて重いビールから、のどごしのよいすっきりした味わいのビールへ」というお客さまの嗜好の変化を捉える。
    ■1986年 2月:『アサヒ生ビール』発売。
    ■1993年 4月:缶を終売。樽生は一部の飲食店のみで継続販売。
    ■2018年 5月:缶を期間限定で発売。(5月~7月)
    ■2018年10月:缶を数量限定で発売。

    これを見て、あれ、2018年にも発売してたの?と思った方!

    ユタローも驚きました。

    調べてみたところ、2018年10月に発売されたアサヒ生ビールがこれにあたります。

    もちろん、僕も飲んでいます。

    アサヒ 生ビール 名前:アサヒ生ビール(2018)ブルワリー:アサヒビール 今日の乾杯ビールはアサヒ生ビール。 パッケージには「100年のこだわり」と...

    ただし、当時は期間限定での発売。

    さらに完全予約受注制で店頭の売れ行きが良かったとしても追加ができないため、プロモーション面でもそこまで力が入っていませんでした。

    さらに、スーパードライを彷彿させるこのパッケージ。

    スーパードライの亜種のような印象を受けてしまうため、これだとスーパードライと比べてうまい・まずいくらいしか多くの人の印象に残らなかったのではないでしょうか。

    アサヒビールは近年、ビアリーのように、スーパードライのイメージから離れたおしゃれなデザインの缶ビールを発売しています。

    背景には、スーパードライの販売実績が右肩下がりなため、新しいイメージのアサヒビールを打ち出していこうという動きがあるのかもしれません。

    マルエフが飲めるお店

    先述のように、アサヒ生ビール マルエフは業務用のビールとして一部の飲食店で提供されています。

    提供しているお店はアサヒ系列の飲食店だけではなく、高級な割烹から居酒屋、街中華など幅広いジャンルのお店で飲むことができるのが大きな特徴です。

    ただし、アサヒ側から販促物などがなされていないのか、お店側もアサヒ生ビール マルエフのポスターやのぼりを掲出してお客さんを呼び込もうとしているところはほとんど見かけません。

    そういうこともあって、たまたま入ったお店にマルエフがあったという人も多いのではないでしょうか。

    食べログでは、缶ビールの発売に合わせて、アサヒ生ビール マルエフの飲めるお店を特集しています。

    緊急事態宣言やまん延防止措置などでビールの提供を行っていない地域があるのも致し方ないですが、お店でアサヒ生ビール マルエフを味わってみるのも良いかも知れませんね。

    任意のテキストを入力してくださいマルエフが飲める店〈食べログ〉

    いざ乾杯!

    グラスに注ぐと、白に近い金色のビールが登場。

    まさにパッケージデザインの印象そのままです。

    鼻を近づけると、スーパードライでも感じられる麦芽のほのかな甘みを含んだ香りが感じられます。

    それでは乾杯しましょう!!

    麦芽のやさしさが長く続く

    強めの炭酸のビールが口の中に押し寄せます。

    麦芽の甘みがじんわりとにじみ出てくる。

    苦みなどパンチの効いた要素はなく、スーッと喉の中に入っていきます。

    ビールを飲みこむと、麦芽の甘くやさしい香りが鼻の中を通り抜けていきます。

    コクも控えめながらしっかりと存在。

    同時に、紅茶のような渋みを口の中に残し、香りとともに心地よい余韻が長く続いていきます。

    香りの強さ
    苦みの強さ
    甘みの強さ
    ボディの重さ
    のどごしの良さ

     

    感想

    一言であらわすなら、違和感のないおいしいビール

    アサヒビールさんは喉越しが良くて飲みやすいビール・新ジャンルが多いですが、辛口だったり、個人的には好ましくない苦みを後から感じる商品があります。

    アサヒ生ビール マルエフは、麦芽のやさしい香りとコクが感じられながらも、その他の目立った要素や粗い部分がなく、終始心地よい雰囲気を作り出しています。

    言い換えるならば、味にブレがなく、芯がしっかりしているビールと言ってよいかもしれません。

    各要素のを強弱を、絶妙なバランスに調整しようとした努力が伝わってきます。

    ビールの麦芽の風味は好きだけど、黒ラベルみたいにゴリゴリは苦手という方におすすめです。

    復活したアサヒ生ビール マルエフ、飲食店に足を運びにくい今だからこそ、家庭で味わってみませんか。

    これも飲みたい

    アサヒ生ビール
    いま、時代に求められて復活。

    2021年。
    なにかと忙しい時代だから、
    なにかと効率ばかりが
    大事にされる時代だから、
    なにかと人と人とが疎遠に
    なってしまう時代だから、
    “心のゆとり”から生まれる
    「ぬくもり」や「優しさ」は、
    なくしてはいけないと思うのです。
    だから、今の時代に、よみがえる。
    アサヒ生ビール通称マルエフ。
    それは、1986年。
    アサヒビールの低迷期を支え、
    不死鳥のようによみがえらせた
    「伝説のビール」。

    日本に、ぬくもりを。

    アサヒ生ビールの歴史
    1986年、「ユウヒ(夕日)ビール」と言われるくらいの低迷期だったアサヒビール。開発者は不死鳥のような復活の願いを込め<マルエフ>という開発記号でビール造りに取り掛りました。ビールの味はわからないと言われた時代に消費者の味覚を信じて、多くの試行錯誤の末「コクがあるのに、キレがある。」という、それまでになかった、全く新しい味が生まれました。

    <マルエフ>はアサヒビールを代表するブランドとして「アサヒ生ビール」という名前で売り出されヒット。開発者の願い通り、アサヒを飛躍的な復活に導きました。その後、スーパードライが発売され、その陰でアサヒ生ビールの一般向けの缶は終売となりましたが、ファンにより根強く支持され一部飲食店で飲める「幻のアサヒ」として愛され続けました。

    2021年、そんなアサヒの王道ビールが、みんなの心にあたたかな灯をともし、日本にぬくもりをもたらすため、復活します。

    ちなみに<マルエフ>の<エフ>は、
    フェニックス(Phoenix)がもともとの由来でしたが、
    頭文字が

    であることに後から気づき、
    幸運(Fortune)という由来にひっそり変えたのは秘密です。