- 奥行きのあるサブロホップのフルーティさ
- 濃厚な甘みと強烈な辛さ
- 250mlが適量
ここで買いました
けやき広場ビール祭りの通販で購入しました。
サブロ トリプルヘイジーIPA/Sabro Triple Hazy IPA
- ブルワリー:アーバノート/Urbanaut Brewing
- 原産国:ニュージーランド
- ビアスタイル:トリプルヘイジーIPA
- アルコール:13.5%
こんなビールです
ニュージーランドにあるアーバノートブルーイング(Urbanaut Brewing)。
2つのビールをカクテルみたいに混ぜ合わせて楽しむビアブレンダーを醸造・販売しているブルワリーです。
そんなアーバノートでは250mlのミニ缶でビールを販売しています。
ミニ缶といえば、日本の大手ビール会社でも250mlと135mlのミニ缶を扱っています。
(2024/12/08 23:44:39時点 楽天市場調べ-詳細)
僕は飲んだことがありませんが、お酒が強くない友人が最初の一杯として飲んでいました。
一口飲みたいという需要やお酒の弱い人にはありがたい存在なのかもしれません。
しかし、250ml瓶はヒューガルデンロゼなどのベルギービールで見かけたりしますが、いわゆるクラフトビールで250ml缶というのは初めて見ました。
僕のビールのスタンスは多種多様なビールを一つでも多く飲むこと。
アルコールやホップの強いIPAはスタウトを飲んでしまうと、なかなか次のビールに進めなくなったりしますよね。
でも250ml缶なら量を多く飲まなくて済むので、様々なビールを飲むことができます。
そのビールが気に入ったらまたもう一本を開栓して飲めばいいだけ。
ブルワリー側からすると、ビールのタンクを早く空っぽにするためには大きな容器に詰めて流通させた方が効率が良いに違いありません。
それなのにあえてミニ缶に詰めて販売するなんて、めちゃくちゃ素敵です。
さてさて、このサブロ トリプルヘイジーIPAの話に戻りましょう。
トリプルというだけあってかなり濃厚なビールの印象を感じます。
缶をよく見ると、アルコール度数は13.5%
これはもう、かなり強いビールですね。むしろ500ml缶じゃキツいです。
サブロはアメリカのHop Breeding Company社が育種し2018年にリリースされたホップのこと。
フルーティーで柑橘系のフレーバーを中心に据えながら、タンジェリン、ココナッツ、トロピカル フルーツなどのアロマが感じられます。
なんかサブロって日本人の名前みたいで親しみを感じますよね。
さらにモザイク、シトラのホップを加えたことで、より濃厚なビールに仕上がっているそうです。
いざ乾杯!
グラスに注ぐと、熟したメロンのような甘く厚みのある香りが広がります。
アルコール感もほどほどに出ていますが、消毒薬のような嫌な感じは全くありません
それでは乾杯しましょう!!
口当たりはとてもやさしく、マスカットのような甘みが広がります。
トリプルというだけあって甘さがかなり濃厚。
ベルギービールのような奥行きを感じます。
香りはマスカットからトロピカルフルーツに変化したり、口で回すたびに新しい表情を見せてくれます。
また、ビールを飲み込むと、今度はウィスキーを飲んだような高アルコールが押し寄せてきます。
かなり辛さが攻めてきて、喉の奥と体が熱くなってくるのがわかります。
口に含んだ時とは裏腹に、かなり飲みごたえのあるビールです。
250mlじゃないとキツいかもしれないので、ちょうど良い量です。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
感想
めちゃくちゃ重厚感のある味わい。
他のトリプルに比べてもかなり重ためです。
その一方で甘さに奥行きがあり、その複雑さとサブロホップの豊かな香りを楽しむことができます。
なので、お酒がある程度入った後にチビチビ飲むのが良いかもしれません。
イメージ的にはビールというよりウィスキー。
甘みと辛さの入り混じる味わいをゆっくりと感じながら飲んでみましょう。
また、250mlはこういったアルコール度数の高いビールに向いているのがよくわかりました。
ぜひ国内で500ml缶をメインに販売しているブルワリーさんも、インペリアルスタウトなんかを250ml缶でリリースしてほしいです。
(The Black Bookの250mlがあったら買いだめしたい!)