- 麦芽の甘さが口の中に広がる
- カラメル感が苦みに変化
- 秋だけじゃなくて通年発売してほしい
ここで買いました
イオンで購入しました。
350ml、500ml缶のほか、中瓶、大瓶もあります。
(2024/12/06 20:22:48時点 楽天市場調べ-詳細)
キリン 秋味(2020)
- ブルワリー:キリンビール
- 原産国:日本
- ビアスタイル:
- アルコール:6.0%
こんなビールです
ついに30年目のキリン秋味
もはや言わずもがなといった存在感を放つ秋限定ビールの代表格です。
そのキリンビールを代表するビールといえば一番搾りですが、こちらのビールはキリンラガービールがベースになっています。
今年の秋味は、プレスリリースによると、残暑の厳しい現代の秋に合うように、原材料の配合や製造工程を見直してスッキリ飲みやすい後味に仕上げたそうです。
確かに、近年は残暑が長く秋が短いですもんね。
ある意味で秋味の発売が夏のピークアウトを教えてくれていると言っても変ではないのかもしれません。
ところで、過去のプレスを含めて秋味の最近の出荷量を調べてみると
年 | 出荷量(Kl) |
2017 | 9500Kl |
2018 | 8000Kl |
2019 | 6880Kl |
2020 | 7000Kl |
ここ数年はかなり絞ってきていましたが、今年に来て出荷量を増やしてきています。
これ、かなりすごいことじゃないですか?
決して市況が良いわけではないし、新しい打ち出し方をしているわけではないけど、「このビールは秋に外すことができない」という確固たる地位を愛好家の中に築いている証拠なのかもしれません。
いざ乾杯!
炊いた米のような軽やかな香りが広がります。
色味は、黄色を気持ち薄くした感じ。
焙煎した麦芽を使用したサントリー 金麦〈琥珀の秋〉やクリアアサヒ 秋の宴と比べると明るく感じます。
それでは乾杯しましょう!!
秋味の特徴は、やはり麦芽の濃さ。
口に含んだ途端にふくよかな甘みが広がっていき、飲み進めるにつれて穀物を思わせるような強めの麦芽の香りが鼻を抜けていきます。
さらに飲み込んだ後には、カラメルのような味わいを経て次第にほろ苦さへと変化していきます。
このコクの強さ、最高です!
余韻もほろ苦さが少し残る程度。主張し過ぎないので飽きがこないですし、麦芽の甘みを味わいたくてビールが良く進みます。
香りの強さ | |
---|---|
苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
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感想
正直なところ、商品名を変えて通年発売してほしいです笑
同じく加熱処理をしたビールのサッポロ ラガービール (2020)に比べるとキレは弱いですが、その分マイルドなので薄味の料理にも合わせやすいように感じます。
また、コクを重視したビールの中でも、サッポロさんのものと比べるとクセが弱く、グビグビと飲むのに向いているように感じます。
スーパードライよりもコクがあって、黒ラベルよりもすっきりしていて、一番搾りよりも味わい深いビールを探している人は、ぜひ一度飲んでみてください。