km-koku2022
ユタローです、乾杯してますか?
- アーモンドのような甘い香り
- 苦みが控えめ
- 甘いけどすっきり飲める


ここで買いました
スーパーで購入しました。
クリアアサヒ並みのスパンで新しい限定醸造が出るとは思わなかったのでおどろきました。
ビアリー AMBER ALE STYLE


こんなビールです
10月に発売した限定醸造IPA STYLEが記憶に新しいアサヒ ビアリーから、第4弾AMBER ALE STYLEが発売されました。
アンバーエールとは、アメリカ発祥のビアスタイル。
高温で焙煎された麦芽を使用することで、麦芽の持つこうばしい香りとカラメルのような甘みを引き出した、琥珀色のビールのことです。
また、アメリカ産のホップを使用していて、いわゆるグレープフルーツの渋皮風の苦みが出てくるところも特徴の一つです。
IPAやスタウトなどに比べると少しマイナー感はありますが、麦芽好きにはコアなファンの多いスタイルのように感じます。
あと、他のビールとの飲み合わせも悪くないんですよね。
そういう意味でも、このビアリー AMBER ALE STYLEが、アンバーエールの持つ個性をどこまで表現しているのか、非常に気になります。
いざ乾杯!
グラスに注がれたのは黄色のビールです。
思ったよりも琥珀のような濃色ではありませんでした。
アーモンドのような甘い香りが漂ってきます。
それでは乾杯しましょう!!
飲んだ途端、麦芽の香ばしさが口の中を駆け巡ります。
先程のアーモンドの香りとカラメルの甘さが混ざり合い、強い甘みを放ちます。
苦みはほとんど感じません。
なんというか、カフェモカとかココアを飲んでいるような感覚です。
とはいえ、飲み込んだあとはすっきりとしていて、甘いのに尾を引きません。
また、アサヒビールさんだけあって、ライトボディで軽やかに飲むことができます。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
感想
アンバーエールというと、個人的には紅茶のような渋みや、あずきのような甘みがにじみ出ているような印象があります。
そういう意味では、ビアリー AMBER ALE STYLEは僕のアンバーエール観とは少し異なるようにも感じますが、麦芽の持つ甘みの奥深さが巧みに引き出されています。
アーモンドやココアを入れているのかと思うくらい、甘くて香ばしいのにはおどろきました。
まるでデカフェのような雰囲気がありますね。
あまりビールということを意識せず、麦芽の炭酸飲料だと思って飲むと受け入れやすいかもしれません。
一方で、昨今では、パンケーキやショートケーキをイメージした、甘々なデザートビールが誕生しています。
こういうビールを初めて目にしたときは味の想像ができませんでしたが、実際に飲んでみると「いけるじゃん」という気持ちにさせてくれました。
「ビールは必ずしも苦い飲み物ではない」
そんなメッセージとともに、ビールの振れ幅の広さを感じさせてくれる一杯です。

