このページで紹介しているのは2020年に発売されたビールです。
2021年のビールはこちらになります。

- 口に入れた瞬間に広がる穀皮の味わい
- 麦芽の深い苦み
- 黒ラベルとヱビスの中間のような印象


ここで買いました
スーパーで購入しました。
インパクトのある赤いパッケージなので売り場ではかなり目立ちます。
350mlと500mlの2種類。
サッポロ生ビール 黒ラベル エクストラモルト



- ブルワリー:サッポロビール
- 原産国:日本
- ビアスタイル:
- アルコール:5.5%
こんなビールです
“赤いサッポロ”といえば赤星ことサッポロラガービールが思い浮かびますが、今回発売されたのは赤パッケージの黒ラベル。
今までサッポロ生ビール 黒ラベル〈黒〉[2019]とかはありましたが、まさかの赤!
でも、サッポロラガーの2020年版といい、赤のパッケージの缶ビールって妙にカッコイイんですよね。
さて、“赤い黒ラベル”はサブタイトルにエクストラモルトと入っているように、麦芽に注力した黒ラベルになっています。
公式ページをみると、
この商品は「サッポロ生ビール黒ラベル」のおいしさの決め手の一つである、当社独自開発の「旨さ長持ち麦芽」(注1)を100%使用しました。
さらに、通常の黒ラベルより麦芽の使用量とアルコール分を高めることで、何杯飲んでも飲み飽きない黒ラベルらしい“生のうまさ”は残したまま“さらなる麦のうまみ”を追求しました。缶のデザインは黒ラベルのシンプルでおしゃれなイメージは維持しながら、シンボルでもある金星を大胆に配置し、店頭でも目を惹く赤色を基調としたカラーで視認性を高めました。
一口目の麦のうまさにこだわった、今だけの特別な黒ラベルを是非お楽しみください。
(注1)ビールの風味を劣化させる成分(LOX-1<ロックスワン>:脂質酸化酵素)を持たない大麦から生まれた麦芽。
他社もそうですけど、最近、「○○麦芽」という名称で独自の麦芽や製法を訴求されているメーカーさんが多く、頭の中がたまに混乱を極めます笑
つまるところ、黒ラベルでは一部使用のみにとどまっていた「旨さ長持ち麦芽」を100%使用したのがこのビール。
その味わいが伝わりやすいようにするために、アルコール度数など全体のバランスを調整して出来あがりました。
ソラチエースもそうですけど、サッポロビールは原料の個性を巧みに引き出したビール造りをしていて、飲むたびに尊敬の念が湧いてきます。
いざ乾杯!
麦芽推しビールというとビールの色合いが濃色なイメージが先行しますが、いざフタを開けてみると普通の黒ラベルとさほど変わらない金色のビールがグラスに現れます。
香りもそこまで麦芽感が強い印象も受けませんね。
それでは乾杯しましょう!!
口に入れた瞬間から麦芽のうまみがブワーっと広がります
「一口目の麦のうまさにこだわった」というキャッチコピーに偽りなし!
甘さは控えめで、カラメルのような焦げ感を帯びたビターな味わいがドンと来るんです。
まさにエクストラモルトだよ、これ。
もう少し補足をすると、麦芽の穀皮のような味わいがじんわりと広がり、麦芽を煎た飲み物であることが実感できるような深いコクが訪れます。
言うならば、ヱビスと黒ラベルの中間のようなイメージ。ヱビスにも通じるようなビターな余韻が楽しめます。
一方で、ヱビスと比べるとボディは軽めです。
このボディの軽さはどうとらえるかですが、飲みやすさを加速させて、麦芽の個性を探りながら楽しむには最適なんじゃないかと思います。
これはおいしい!
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
感想
先述の通り、ヱビスのようなコクを秘めた黒ラベルです。
ヱビスを普段から飲む人にとっては日常使いように飲んでも遜色ないような麦芽のうまみが味わうことができます。
麦芽推しビールによくあるような甘さはなく、にじみ出る苦みはキレよりもコクの深さを演出して飲み手をリラックスさせてくれます。
とはいえ、濃厚なビールではないのでぜひいろんな人に手に取って飲んでもらいたいです。



製造元などの商品情報
原材料名
麦芽(カナダ製造)、ホップ、米、コーン、スターチ
原料原産地
麦芽(カナダ製造)
プリン体
約11mg
栄養成分(100mlあたり)
エネルギー 45kcal
たんぱく質 0.4g
脂質 0g
炭水化物 3.4g
糖質 3.3g
食物繊維 0~0.2g
食塩相当量 0g
保存方法
直射日光、高温を避けて保存してください。