- 辛口の日本酒のようなキレ味
- 長く続くコクと苦みの余韻
- 存在感のあるアサヒのエール


ここで買いました
イオンのお酒売り場で購入しました。
こちらはイオングループのみの販売です。
また、イオンリカーの通販でも購入できます。

アサヒビール アサヒ 富士山(2020)



- ブルワリー:アサヒビール
- 原産国:日本
- ビアスタイル:エール
- アルコール:6.0%
こんなビールです
2019年に引き続き、アサヒビールとイオンが共同開発したビール。

2019年はやや地味なパッケージで特別感が出ていませんでしたが、2020年は葛飾北斎「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を大胆に使用し、明らかに普通のビールとは違う雰囲気が出ています。
オリジナリティがあって、とてもカッコイイです!
こんな雰囲気で打ち出すのなら、商品名が富士山じゃなくても良い気もしますね。
さて、アサヒビールの公式ページによると、
『アサヒ富士山』は、国産麦芽、国産ホップ、富士山の伏流水で育った米だけを厳選して使用した、国産原料100%のジャパニーズプレミアムエールです。醸造工程で使用する酵母には、華やかな香りが特長の上面発酵酵母を採用し、まろやかな口あたりをお楽しみいただけます。厳選した国産原料の個性を最大限引き出し、“力強いコク”と“後キレの良い苦み”を実現することで、飲みごたえがありながらも飽きのこない味わいに仕上げました。
国産の原料を厳選して醸造した「ジャパニーズプレミアムエール」だそうです。
海外と比べて国産のビールの原料の方が優れているかどうかはさておき、そこまでこだわっているのなら麦芽やホップの名前をぜひ聞かせてほしいところ。
とはいえ、2019年の富士山は、スーパードライ路線一本のアサヒ社のビールとは思えないような飲みごたえがあったことを記憶しています。
そこそこ期待値の高いビールが返ってきたという意味では、やはりこういうビールを待ち望んでいた人が一定数いるのかも知れません。
早速飲んでみましょう。
いざ乾杯!
グラスに注ぐと、ドイツのビールのように透明感のあるホップの香りが鼻に感じられます。
明らかにスーパードライとは違うのでこれは期待できそう。
それでは乾杯しましょう!!
口に含んで、まずは麦芽の甘みが感じられます。
そこからキレ。まるで辛口の日本酒のような切れ味です。
しばらくすると徐々にコクが広がってきます。
このコクがかなり持続力があって、長いこと余韻を感じさせてくれるんです。
さらにグッとさせるような程よい苦みも湧き立ってきて、飲んだ後に満足感を与えてくれます。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |

感想
ひとことで言うと、スッキリとしていてキレがあるんだけど存在感のあるコクが口に広がるビール。
まさに先程の商品説明に書いていることそのまんま。
麦芽感、ホップの香り、苦みのバランスが良く、飲みやすいながらもしっかりと満たされた気持ちにさせてくれます。
後味スッキリがアサヒビールなんでしょうけど、飲んだ後にもコクと苦みをしっかり効かせるのがこのビールの流儀なのかもしれません。
ビアスタイルは差し詰め、ゴールデンエールといったところではないでしょうか。
2020年の富士山も強くオススメしたいです。

