ユタローです、乾杯してますか~?
ラベルに描かれたおさるのキャラクターで有名な大阪の箕面ビールさんが、限定ビールとしてCOFFEE IPAを発売しました。
こちらは大阪のコーヒー専門店タカムラさんとのコラボレーションになります。
2020年に1度販売され、2021年9月にも新しいレシピをもとにCOFFEE IPAが醸造されました。
コーヒービールというとスタウトやポーターは思い浮かびますが、IPAはめずらしいですよね。
今回は箕面ビール COFFEE IPAで乾杯したいと思います。
- コーヒービールなのに金色
- 飲むとほろ苦いコーヒー
- IPAらしい柑橘感と苦みがあふれる
ここで買いました
東京都千代田区の柿島(かきしま)酒店さんで購入しました。
箕面ビール COFFEE IPA
こんなビールです
大阪市西区にあるタカムラ ワイン&コーヒーロースターズ
2,200種類のワインを取り揃えているお店ですが、ワインと同じくらい自家焙煎のコーヒーにこだわりと情熱を注いでいます。
箕面ビールさんのホームページによると
タカムラさんのコーヒー豆へのこだわりは「ライトロースト」という焙煎方法で、
フルーツの種子であるコーヒー豆本来の果実のような風味や甘い後味、
ユニークな個性を極限まで引き出しています。ビールのベースは淡色モルトに若干量のウィートモルトを使用。
キレは大事にしつつもウィートの柔らかさも感じてもらえます。
アロマホップの柑橘フレーバー&コーヒー豆の弾けるような果実感の融合!
コーヒービールのイメージを覆します。
ホップとコーヒー豆、それぞれの果実感を最大限に引き出すことで、今までにないコーヒービールを目指して造られました。
確かに、コーヒービールというとコーヒー豆を焙煎したほろ苦さだったり、コーヒーの持つ香ばしいかおりを取り入れたビールが多く、植物の果実としてのコーヒー豆にスポットを当てているものは少ないようにも感じます。
また、このビールの名前はCOFFEE IPA。
IPAは、一言でいうならばホップをたくさん入れたビールのこと。
コーヒー豆にはIPA持つホップの華やかな柑橘の香りに負けないくらいの香りが求められます。
僕はコーヒーに詳しくないので、コーヒー豆ってそんなに香りするのかな?と興味深く感じます。
そんな画期的なアイデアのビール、早速飲んでみましょう。
いざ乾杯!
グラスに現れたのは金色のビール。
見かけからのコーヒーっぽさははゼロです
まさにIPAと言わんばかりのパイナップルのようなフルーティな香りが広がります。
ゆっくり嗅いでみると、コーヒー豆を煎たような香ばしさも漂ってきます。
それでは乾杯しましょう!!
一口飲んでみると、これはコーヒー!
さらに飲み進めると苦みが出てきます。
この苦み、ビール由来のものもというよりもコーヒーのそれに近いように感じます。
次第に、口の中にほろ苦さが広がり、口をすぼめたくなります。
鼻から抜ける香りはIPAっぽい雰囲気です。
そして、最後にはIPAらしいホップの苦味が顔を出します。
また、温度が上がるにつれてIPAの苦みや香りも強く感じられるようになります。
かなりの個性派ですが、思いの外、飲みやすく違和感をまったく覚えません。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
感想
金色のビールから想像ができないくらい、コーヒーの味わいがつまったビールです。
どちらの個性もバランスよく出せるように深く考え込まれて醸造されたことが伝わってきます。
なんというか、芸術的なんです。
それでいて、飲んでいて違和感やイヤな感じがしないのも素晴らしい。
なかなか複雑な味わいなので、少しずつ口に含めて個性を確かめながら飲んでみるのもおもしろいです。
コーヒービール好きの人はお店で見つけたら購入してみてください。