ユタローです、乾杯してますか?
- 年始に発売される恒例の限定醸造
- ドライな味わいがさらにシャープ
- 麦芽のほろ苦さとコクに注目
ここで買いました
イオンで購入しました。
かなり入手しやすいかと思います。
(2024/12/08 10:44:06時点 楽天市場調べ-詳細)
サントリー ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール ダイヤモンド麦芽〈初仕込〉(2023)
こんなビールです
定番のダイヤモンド麦芽推しのプレモル。
2023年も通常のプレモルと〈香る〉エールの2種類が発売されました。
もともと、プレモルにはダイヤモンド麦芽が一部使用されています。
一方、ダイヤモンド麦芽〈初仕込〉には収穫・製麦後に空輸で初入荷したダイヤモンド麦芽を一部使用してビールを仕込んでいます。
大麦の収穫は、日本だと6月頃に行われています。
チェコでの詳細な収穫時期はわかりませんが、ヨーロッパ全体では8月頃に行われているようです。
そういう意味では「収穫したばかり」の大麦を使用したビールではないことが想像できます。
一番のポイントは空輸です。
挽いた麦芽は風味の劣化が早くて1ヵ月も持たないと言われています。
そのため、空輸することで十分な鮮度を保つことができます。
このコストのかかる方法は、大手でもない限りなかなか実現できないのではないでしょうか。
いざ乾杯!
早速、グラスに注ぎます。
おや、〈香る〉エールらしいホップの香りが控えめです。
それに変わって、パンのような麦芽の香ばしい香りが感じられます。
それでは乾杯しましょう!!
一口含んでみると、キリっとした辛口のビールが口の中に広がっていきます。
〈香る〉エールはもともと辛口な方ですが、ホップのフルーティな香りが抑えられているため、よりキレがあるように感じられます。
飲み込むと麦芽の持つ甘みがほのかに感じられます。
麦芽由来のほろ苦さも手伝って、辛さと苦さで磨かれたシャープな味わいに仕上がっています。
そのせいか、ラガーのようにすっきりとした印象を受けます。
ビールらしい苦みやコク、そして口に残る刺激はまさに大人の味わいです。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
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感想
スーパードライのようなキレがあり、全体的に辛口な印象を感じます。
その中に麦芽由来の香ばしいかおりやほろ苦さが加わることで、味わいに奥行きを作り出しています。
飲んでいるときは辛さが先行しますが、後から湧いてくる麦芽のコクがおもしろくてクセになります。
ホップの香りが強くないので、〈香る〉エールっぽくないといえばそうかもしれません。
一方で、〈香る〉エールらしいドライな部分が引き立って感じられるのはおもしろいかもしれません。
お風呂上りの一杯におすすめです。