- スーパードライのようにライトな口当たり
- 麦芽の甘みとカラメル感
- 飲み終えた後に現れる強烈な苦み
ここで買いました
スーパーで購入。
なぜか250円くらいで買えました。
やまやなど、三井食品の取り扱いの頃から販売しているお店もあります。
サッポロ アンカー リバティーエール
- ブルワリー:アンカーブルーイング/Anchor Brewing
- 原産国:アメリカ
- ビアスタイル:ペールエール
- アルコール:6.0%
こんなビールです
アンカーブルーイングの醸造するペールエールスタイルのビール。
ホップにはカスケードのみを使用し、ドライホッピングを行っています。
リバティエールって、まさに自由の国アメリカらしい名前のビールですよね。
このビールは1975年にポール・リビアの「真夜中の騎行」200周年を記念して作られたビールなんです。
ポール・リビアとはアメリカ独立戦争の英雄のひとりで、1775年4月18日、イギリス軍の進軍してくることを真夜中に馬を走らせて知らせに回った3人のうちの1人で、これが独立戦争の契機になったといわれています。
ちなみにこの三人の中にはサミュエル・アダムズもいました。別のブルワリーですが、この方の名前を冠したサミュエル・アダムズ・ボストンラガーというビールもあります。
アメリカ独立戦争は日本人にはあまりなじみのない話ですが、とかくアンカー リバティーエールには国への思いが詰まったビールなんです。
いざ乾杯!
やや濃いめの金色のビールがグラスに現れます。
麦芽の柔らかい香りが出ていて、どことなくスーパードライに似ているような印象を受けます。
それでは乾杯しましょう!!
しっかりとコクが感じられるのにボディは軽やかで、舌の中にビールが染み込んでいくように口解けが良いです。
なんだか飲みやすい。
一方、ビールがひいた後には麦芽の甘みとカラメル感が舌の上で存在感を発揮し、ほろ苦さが現れたと思ったら次第に強烈な苦みへ変化!
この苦みの持続性が凄まじい。
余韻というか、苦みが伸びていくような感じがします。
口当たりの良さと後味のインパクトの緩急が楽しい。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
感想
香り・口当たりからしてスーパードライのように軽やかなのかと思わせつつ、最後に強烈な苦みを刻んでくるビール。
複雑な味わいが特徴のエール酵母のビールにしては味わいがラガー寄りで、すっきりと飲むことができます。
苦みがしっかりしている分、味付けの濃いおつまみや辛いものとの相性も良さそう。
同じようにカスケードをドライホッピングしたビールといえばよなよなエールが有名ですが、アンカー リバティーエールとは全く違う味わいなので、ふたつ並べて飲みくらべてみるのも楽しいかもしれません。