- 苦みやボディは控えめ
- フルーティだけど甘さがない
- スッキリとしていて爽快な飲み心地
ここで買いました
ビックカメラで購入。
今回のオレンジIPAも、ご多分に漏れず、普段グランドキリンを販売しているお店に行っても売っていませんでした。
ということで、室温販売で温度管理に難がありそうなのになぜか大手メーカーの新作の在庫がある、困ったときのビックカメラで購入しました。
前回の限定醸造のセッションIPAは全然手に入らなかったのに、発売から2ヶ月経って某スーパーに行ったら処分セールで売られていました。
ほしい人に届かないグランドキリン問題、何とかならないですかね…。
探しても見つからない方はネット購入をオススメします。
キリンビール グランドキリン オレンジIPA 冬キラキラ
- ブルワリー:キリンビール
- 原産国:日本
- ビアスタイル:オレンジIPA
- アルコール:5.5%
こんなビールです
グランドキリンの限定醸造品。
パッケージのデザインは楽しい冬を意識したオシャレな作りになっていて、こだわりが伝わってきます。
まぁ、長過ぎる商品名もインパクトがありますね。
プレスリリースによると、
本商品は複数のホップに加え、オレンジピールを使用することで、ほんのり甘さもある柑橘のような香りと、ほろ苦い味わいのバランスを楽しむことができます。
特徴はオレンジピール。
オレンジピールは、ヒューガルデンなどのベルジャンホワイトのビアスタイルで使われることが多く、飲んだ後にフルーティなやさしい香りを演出してくれます。
IPAはホップ由来の柑橘系の香りと苦味をウリにしているビールが多いので、オレンジピールを使用したものはめずらしいのではないでしょうか。
そういえば、今は販売終了していますが、2018年の冬にキリンビールの運営するスプリングバレーブルワリーでビターオレンジIPAというビールが販売されました。
こちらもホップの香りに不慣れな人にIPAを楽しんでもらおうと、オレンジピールを加えて通常のIPAよりも香りをマイルドにしています。
オレンジIPAはビターオレンジIPAの後継にあたるビールなのかもしれませんね。
いざ乾杯!
ビールを注ぐと、青葉のような香りが控えめに感じられます。
グランドキリンシリーズらしく、香りに角がない印象です。
それでは、乾杯しましょう!!
舌にビールが触れると、ピリッと感じます。
辛口なのかなと思ってさらに口に含むと、オレンジの香りが一気に広がります。
甘さはあまり感じず、程よく麦芽の香りがするのでビールとしての存在感があります、
ボディはIPAにしては軽め。これはグランドキリン IPAにもいえることですが、IPAのようにホップやボディにインパクトのあるビールに飲み慣れていない人でも飲めるよう、ボディを大手ビール会社の売れ筋ビールに合わせて、あえて違和感のないレベルまで落としているんでしょうね。
飲んだ後は渋みが少々感じられますが、口に残らずスッキリしています。
一方で、オレンジピールの香りが長く続き、心地よい清涼感を長く感じることができます。
香りの強さ | |
---|---|
苦味の強さ | |
酸味の強さ | |
甘みの強さ | |
のどごしの良さ |
感想
ガッツリとホップを効かせた王道のIPAからすると、かなり控えめな印象のIPA。
ビアスタイルとしてはセッションIPAに近いんじゃないかな。
前述のように、通年販売のグランドキリン IPAがかなり軽めなので、ほぼ同じような飲みごたえです。
違いは、やはり飲んだ後のオレンジの香り。
香りが長続きするので、なかなか爽快です。あと、オレンジサワーと比較して甘さがなく、しっかりと麦芽の旨味も出ているので飲みやすい。
フルーツ感覚の軽いものが飲みたいけどベタベタに甘いのはイヤだな、という時にオススメします。