- 「ヘイジーIPAらしさ」があふれる
- 味わい深い甘み
- キュートなパッケージに惚れ惚れ


ここで買いました
やまやで購入しました。
潤いホップの惚れ惚れエール(うるおいホップのほれぼれエール)

こんなビールです
スーパーやコンビニでも目にする機会の多いエチゴビールさん。
期間限定商品として、人気のヘイジーIPAスタイルで醸造した、潤いホップの惚れ惚れエールを発売しました。
まず、このパッケージを見てください。

サングラスをかけてバカンスを満喫している象さんが何ともかわいいじゃないですか。
しかも、鼻先にはビールを持っているんですよ。
ホームページによると、
湖のほとりでビールを楽しんでいるインド象を、湖に住む未確認生物チャンプがうらやましそうに見つめているという不思議でユーモラスな情景を描いています。IPA(India Pale Ale)からインド象を着想し、また、ヘイジーIPAの故郷バーモント州にあるシャンプレーン湖の未確認生物チャンプを一緒にデザインしました。未確認生物チャンプは、米国ニューヨーク州とバーモント州の州境に位置するシャンプレーン湖に生息するのではないかと伝えられています。フルーティな味わいとトロピカルな香りのイメージを、シャンプレーン湖を背景にした心潤うリゾートとして表しています。
イラストの設定が思った以上に練り上げられた内容でビックリ!
初めてヘイジーIPAを飲む人にとって、IPAの歴史とヘイジーIPAのバックボーンへの興味をかきたててくれるのではないでしょうか。
バーモントのヘイジーと聞いて、2019年のけやきひろばのビール祭りで飲んだ、栃木県・BLUE MAGICさんのバーモントビールを思い出しました。
お店の前に書かれていたPOPには「りんごとはちみつ」。
バーモントというと”そっちのカレー”のイメージが先行していましたが、2019年頃から日本でもニューイングランドIPAや、その一種のヘイジーIPAを醸造するブルワリーが増えてきて、2020年後半からガツンとのようにスーパーでお手頃価格で購入できるようになりました。
いざ乾杯!
グラスに注ぐと、黄色く濁ったビールが姿を現します。
泡立ちはかなり良好。
華やかでありながら強すぎない、ホップのフルーティな香りが広がっていきます。
それでは乾杯しましょう!!
口当たりは穏やかで、炭酸もそれほど強くありません。
オレンジキャンディのような甘みのほか、ヤクルトのように凝縮した甘みと酸味など、ヘイジーIPAというだけあって、甘みがしっかりと主張してきます。
また、しばらくするとホップ由来の苦みが染み出てきて、IPAらしさを満喫できます
そんな甘みと苦みを余韻に残しながらフィニッシュ。
飲んでいる間中、草っぽいホップのみずみずしい香りが鼻から感じられるのもうれしい
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
感想
ヘイジーIPAらしい甘さと苦み、ホップの香りをしっかりと楽しませてくれます。
作りも丁寧で、気にかかるような雑な部分はありません。
これが300円前後で買えるんですからスゴいですよね。
ヘイジー系は鮮度が命だからスーパーやコンビニで流通させるのは(特長の認知度と商品回転を鑑みても)厳しいんじゃないのか、みたいな話を関係者の方から耳にしたことがあったので、エチゴさんをはじめとしたブルワリーさんの企業努力に頭が下がります。
ガツンとIPAシリーズ(最近あまり見かけない…)と同様、いろんな人と楽しく飲みたいですね。
温まってきた方がホップを感じるので、冷蔵後から出して少し待ってから飲むことをおすすめします。

