- 「きたのほし」麦芽の甘み
- 黒ラベルのカドが取れたような印象
- 後味スッキリ。なめらかで何杯でも飲める
ここで買いました
まいばすけっとで購入。
他のスーパーでも見かけたので、流通量は比較的多そうです。
350mlと500mlの缶が販売されています。
サッポロ 北海道 奇跡の麦 きたのほし
- ブルワリー:サッポロビール
- 原産国:日本
- ビアスタイル:ラガー
- アルコール:5.0%
こんなビールです
サッポロビールの期間限定商品。
サッポロビール 北海道生ビール〈2019〉の2020年版なのでしょうか。
このビールの特徴はその名の通り、奇跡の麦と呼ばれているきたのほし。
なんでも、サッポロビールの長年の研究からビールの香味を劣化させる酵素を持たない麦を見つけ、北海道産のビール大麦と掛け合わせて2016年に品種登録された大麦なんだそうです。
プレスリリースによると、
この商品は、北海道産ビール大麦「きたのほし」の麦芽を使用したビールで、雑味のない味わい、クリーミーな泡、素材が生み出すビール本来のおいしさをお楽しみいただけます。
「きたのほし」が奇跡の麦と称されるのは、共同研究先である岡山大学とともに長年の研究を積み重ね、1万種を超える大麦コレクションの中から、ビールの香味劣化の要因となるLOX-1(脂質酸化酵素)(注1)を持たない大麦を発見したことにあります。その大麦を北海道の優良ビール大麦品種と交配させ、2016年に新たに品種登録したのが、この商品に麦芽として使用された「きたのほし」です。2019年には北海道内で生産される大麦のほぼ全量がこの「きたのほし」に切り替わりました。
正直、大麦の違いはわかりませんが1万種の中から選ばれたとなると確かに大発見かも知れませんね。
さらにその品種が、北海道で生産される大麦のほぼ全量を占めているとなると、余程引き合いがあったのでしょうか。
大麦の用途のほとんどはビールや味噌、醤油なので、いずれの場合も劣化酵素がない方が適していそうですね。
あと世界の大麦界隈で比べた時のきたのほしのポジションが気になるところですが…。
まぁ、ごちゃごちゃ言わずに飲みましょう!!
いざ乾杯!
グラスに注ぐと、黒ラベルのようなマイルドな香りと明るい黄色を帯びたビールがお目見えします。
それでは乾杯しましょう!!
まず口に含むと、サッポロさんらしいガツンとした飲み口が広がります。
ここで黒ラベルならそのまま苦みが来ますよね。
しかし、北海道 奇跡の麦 きたのほしは違うんです
飲み始めの苦みはあまりなくとても軽やかで、麦芽の甘みとクリーミーな味わいが口の中に広がっていきます。
おぉ、これはまろやか。
さらに、ビールを飲み込むとピリリとした苦みが舌に現れ、弾けるように麦芽の香りも感じられます。
それでいて後味はすっきり。
飲み始めの強さと飲み終えた後のすっきり感の差がおもしろい
香りの強さ | |
---|---|
苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
感想
飲み始めにガツンときたり、甘さがあったり、飲み終えた後から苦みがあったりと、緩急のついた味わいが次から次へと繰り出されるので、飲んでいて飽きないビール。
また、なめらかな喉越しとクリーミーな舌触りが手伝ってゴクゴク飲めてしまうところもポイントが高いですね。
これは今年の夏の定番にしたくなりました。
苦いビールやボディの重たいビールが苦手な人にも強くオススメします。