- 麦とホップ史上最高の苦味
- 植物系のホップの香りが心地よい
- どこまでもしつこく苦い!
ここで買いました
スーパーで購入。
350mlと500mlの缶の2種類が販売されています。
サッポロ 麦とホップ ダブルビター
- ブルワリー:サッポロビール
- 原産国:日本
- ビアスタイル:
- アルコール:6.0%
こんなビールです
「麦とホップ史上最高の苦味」と題して発売されたサッポロ 麦とホップ ダブルビター
サッポロビールさはサッポロ黒ラベルを筆頭に他社と比較して苦みが強いビールが多い印象がありますが、麦とホップは新ジャンルということもあってか、同社の中でもボディが軽やかで、苦みよりも麦芽由来のコクや甘みが感じられます。
今回の限定醸造では苦みを演出するために「ヘラクレス」「ミレニアム」という2種類のビターホップを使用しています。
ビターホップとはその名の通り苦みづけを行うために用いられるホップで、ビールを煮沸している中盤くらいに投入されます。そのため、煮込むほどに苦みが増してきます。
一方、アロマホップとはビールの香りづけのために使用されるホップ。ホップの香りは揮発性が高く放置するとすぐに消えてしまうため、ファインアロマホップはビールの煮沸終了直前に投入されます。
キリンビール 一番搾り とれたてホップ生ビール -2020年収穫-など、いわゆるホップの新鮮さをウリにしている場合はアロマホップの場合が多いです。
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それにしても「ヘラクレス」「ミレニアム」どちらも名前がカッコイイですね。
パッケージもエメラルドグリーン。
なんとなく深みのあるホップを連想させてくれます。
いざ乾杯!
控えめではあるものの、キリンビール 一番搾り とれたてホップ生ビール -2020年収穫-のようにホップ由来の植物系の清々しい香りが感じられます。
それでは乾杯しましょう!!
まず一口目。
口当たりはやわらかい。みかんの甘みもかすかに感じられ、苦みがどこなのかと疑ってしまいます。
しかし、本番はここからです。
口に含んでしばらくすると、黒ラベルのように一面に広がる苦みがガツンと現れます。
一瞬の隙にパンチを叩きこまれたような感じの苦みでインパクトがあります。
さすが麦とホップ史上最高の苦みだけあるな、と感じさせてくれます
さらに追い打ちをかけるように、飲み終えた後に舌をすぼめたくなるような苦みがジワジワと展開。
余韻というよりも追尾してくるかのように長く続きます。
後味の苦みには多少のリキュールっぽさがあるものの、全体的にホップの苦みが際立っています。
香りの強さ | |
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苦みの強さ | |
甘みの強さ | |
ボディの重さ | |
のどごしの良さ |
感想
ホップの香りや苦み、甘みがしっかりと効いていて、満足度の高いビール。
かなり苦いので食事と一緒に飲みたくなります。
富良野生ビールと比べると、麦とホップ ダブルビターはビールの麦芽感が弱い分、苦みが強く感じられるので味付けの濃い料理に適しているかもしれません。
鍋物やすき焼きなどを人と会話をしながら食べている時でも、麦とホップ ダブルビターは確実に存在感を発揮してくれます。
言い方は悪いですが、雑飲みがしやすいんです。
それだけホップの個性が感じられるビールです。
麦とホップのホップ推しの限定が好きなユタローにとっても、年末年始に思わずリピートしたくなる一杯でした。